アラフォー、アラフィフ世代のファッションは難しい。昨シーズンに買った服さえ「なんか違う」ということも。毎日の服選びが「作業」になっている人も多いのではないだろうか。一方で、いくつになっても「素敵」と言われる人には自分なりのスタイルがある。今回は、おしゃれを楽しむ先輩たちの本を3冊紹介する。
『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』(KADOKAWA)
『魔女の宅急便』の著者で童話作家の角野栄子さんは、86歳にして赤やピンク、グリーンなどの様々な色を着こなし、アクセサリーも楽しんでいる。スタイリストがついているわけではなく、50代の娘、くぼしま りおさんが洋服を選んでいるという。
楽ちんであること、動きやすいこと、カラフルであることの3つのポイントを基準に母親が笑顔になるような服選びを心掛けるというくぼしまさん。シニアの服は色合いが地味になりがちだが、着心地よく華やかな色を楽しむ角野さんは生き生きとしている。これまでにはない、大人になった娘と母で楽しめるファッションブックだ。
詳しくは、以下の記事を参照。
50代の娘が選ぶ母の服。おしゃれすぎる86歳、角野栄子スタイルの「コツ」教えます!
安奈淳『70過ぎたら生き方もファッションもシンプルなほど輝けると知った』(主婦の友社)
元宝塚トップスター・安奈淳さんは74歳。彼女のオシャレは「シンプル」がポイント。その洗練されたファッションはInstagramでも話題となっている。
本書で紹介されている安奈さんの「永遠のスタメン」は、「黒パンツ」「チノパン」「白カットソー」「ロングカーディガン」「革ジャン」の5つだという。中には30年間着用しているものもあるという。
「グレイヘアは自然の成り行き」ということで、白髪染めを1度もしたことがないという安奈さん。彼女のファッションは自らの変化をもオシャレに取り入れているかのようでかっこいい。
詳しくは、以下の記事を参照。
白髪染めはしたことがない。安奈淳、74歳。「シンプル」が輝きの秘訣。
『大人の女よ! 清潔感を纏いなさい』(集英社)
美容ジャーナリストの第一人者・斎藤薫さんが、大人の女性に向けて「ずっときれいでいるための秘訣」をまとめた一冊。
口紅は赤よりもピンク、白髪はおばあさんの象徴ではなくエレガントな美しさの源、高価な服やジュエリーよりもまずは「清潔感」など、具体的かつ説得力のあるアドバイスが満載だ。
詳しくは、以下の記事を参照。
女性の美は55歳から差がつく?齋藤薫さんが解き明かす「ずっときれいな人の秘密」。
おしゃれな先輩たちは、生き方にも着こなしにも、年齢を重ねたからこそ身につけられたスタイルがある。自分の好きなものを上手に取り入れながら、ファッションを楽しむ気持ちを持ち続けたい。
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