久々に顔を合わせる同窓会などで、「同じ年齢なのに昔と変わらないかのように若い!」とかつての同級生に驚いたことはないだろうか。年齢を重ねるにつれて老け込み具合の差は開いていく。もしかすると、女性の一生でいちばん差がつくのが55歳くらいからなのかもしれない。
では歳を重ねてきれいになる人は一体何をしたのか?
きれいでいるためにはどうすれば良いのだろうか。
2021年8月20日、『大人の女よ! 清潔感を纏いなさい』(集英社)が発売された。
本書は、大人の女性に向けたずっときれいでいるための秘訣がまとめられた本である。著者は、美容ジャーナリストの第一人者・斎藤薫さんだ。
斎藤さんは、古今東西の美人60人の実例をもとに、どんなテクニックや美容液よりも「内面の心の持ちよう」が効果の上がる方法なのではないかと考えた。
本書の内容を一部紹介しよう。
第1章 「歳をとるほどピンク! 」
真っ赤な口紅は大人の女にこそ似合う、と信じ込んでいませんか?
この年代はむしろ清潔なピンクの口紅こそがいちばん馴染んでキレイにみせてくれる色なのに。
大人に大人色は逆に老けを助長するという落とし穴。
第2章 「白髪は魔法! 」
白髪はおばあさんの象徴、だったのは昔のこと。
今はむしろグレーヘアはエレガントな美しさを作り出す有効な武器に。
第3章 「一生モノの美人の肝は、清潔感」
どんなに高価な服やジュエリーで盛ったところで、清潔感がなければすべては水の泡、だということを肝に銘じよう。
では清潔感はどうすれば手に入る?
など全20章。
白髪はおばあさんの象徴ではなくエレガントな美しさの源、高価な服やジュエリーよりもまずは「清潔感」など、これまでの美に対するイメージを変容させてくれる。加齢による変化を有効に取り入れつつ、ファッションやメイクを楽しむのが良いのかもしれない。
何歳からでも、いつでも始められる「読む美容本」、ぜひ手に取ってほしい。
清潔感を纏った大人の女になるためには、ごてごてと盛れば良いわけではない。加齢を嘆くのではなく、美しいまま年を重ねることを目標にしてポジティブになれそうだ。
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