6月21日発売の「アエラ」(2021年 6月28日号)の表紙に、約3年4カ月ぶりとなるシングルパッケージ「不思議/創造」のリリースを控えた星野源さんが登場した。インタビューでは、コロナ禍で話題を呼んだ「うちで踊ろう」を経て新たな境地に達したという星野さんが、「創造」誕生の背景や、ラブソングというものに真正面から向き合った「不思議」への思いなどを率直に語っている。
本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が今回、星野源さんのために用意したのは、花なのに野菜のようにも見えるなんだか不思議なセット。星野さんは「こんな風にできているんだ」と興味深そうな表情を浮かべながら、セットの中に足を踏み入れた。撮影が始まると、キリッとしたり、ちょっとふざけたり。表紙に加え、5ページにわたるカラーグラビア&インタビューで、蜷川さんがとらえたさまざまな表情をたっぷり掲載している。
6月23日にリリースされる「不思議/創造」は、2018年の「ドラえもん」以来、約3年4カ月ぶりのシングルパッケージ。2020年、コロナ禍で大きなムーブメントを巻き起こした「うちで踊ろう」を経て、「自分の言いたいことをちゃんと言おう」という境地に至ったという星野さん。「僕にとって詩というのは......」と切り出すと、文筆家としても活躍する星野さんの独特の「歌詞」観が語られた。
曲作りに関しても、キーボードを使うことで生まれた変化について語った。とりわけ興味深いのは、制作環境。自宅のなかの"ある場所"で、意外なものを回しながら行われたという「歌録り」のエピソードは星野さんならでは。いままでにないことに挑戦した「創造」や、ドラマ主題歌として「ラブソングをお願いします」というオファーに真正面から向きあったという「不思議」の誕生の裏側が、垣間見えるインタビューとなっている。
この号の巻頭特集は「脳と体のデトックス」。長引くコロナ禍の疲れに加え、「梅雨バテ」「夏バテ」の季節がやってくる。実はこの「疲れ」の原因は脳にあるということをご存じだろうか。自律神経を酷使して、脳が熱中症状態になると、自律神経の中枢が疲弊して、機能が低下するだけではなく睡眠の質も悪化する。結果、疲労の「回復」が妨げられるということがわかっている。特集では、この脳を冷やす方法を徹底取材。加えて、脳の疲労に効く食べ物や、「泣く」という行為の脳疲労への効果について、解説している。さらに、解毒器官「腎臓」の負担を減らすための「反復1週間減塩法」、「水太り」を解消するための生薬入り薬膳スパイスカレーの作り方なども取材。編集部員がこれらの方法でそれぞれにデトックスを実践しつつ、そのノウハウを伝えている。
ほかにも、「東京五輪『予選中止』『出場辞退』相次ぎアンフェアな大会になる」「東京はインド株で感染者数下げ止まり 影響小さくても人出10%増ならまた1000人超」などの記事を掲載している。
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