さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2021年3月8日は、前週(3月1日)に引き続き「今こそ求められる生産性と働き方とは」をテーマに放送。
編集部からのおすすめの本は1日の放送でお伝えした『これからのマネジャーが大切にすべきこと』 (ヘンリー・ミンツバーグ 著、ダイヤモンド社)(※オンエアは1日)。どんな内容なのかは、記事「牛とスクランブルエッグ? ベッドで読めるマネジメント本」を参照。
番組では、ロート製薬取締役の髙倉千春さんと、チームスピリット代表取締役社長の荻島浩司さんが「コロナでの変化」や「今、これから必要な働き方と組織とは」について熱いトークが繰り広げられました。
髙倉 個人で判断して自分で主体的に働くという世界が一気に来ましたね。
30年前は皆が集まっていることこそが良いとされる時代でしたが、テレワークが主体となった今、チームの概念とか一緒に働くということの意味が変わって来ています。
荻島 働き方を可視化するというニーズが大きくなりました。経営者は会社に誰もいないと不安になるので、どういう仕事を何時間行ったというものを見えるようにする必要があります。
我々が考えるチームスピリットとは、場所とか従来の繋がりとは異なり、会社ってなんだろう?チームってなんだろう?というところからミッションやビジョンを作り、これが私たちの会社だと思うところにあります。
ここに共感できずに個々で働いていると、自分がどこの会社で働いているのかわからなくなってしまいます。
荻島 コロナでリモートワークに一気に取り組まなければならなくなり、職住接近が実現したのではないでしょうか。また、全ての仕事をフルオンラインでやらなければならなくなり、まさにニューノーマル、常識が反対になったという感じです。そして、チームを感じるのにITがとても大事になります。
オンライン上での組織がチームになっていく世界を作っていきたいと考えています。
髙倉 物理的にいる場所や空間が組織ではなくなりました。そして、終身雇用とは真逆の発想で、その人がその時にやりたいジョブを発揮できる会社で働くという短期的な契約に変わっていくのではないでしょうか。その際、組織の経営理念と個人の働く価値観が一緒であることがとても大事になります。
次回は、本日3月15日(月)19時から「歴史に学ぶ危機管理術」というテーマで放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」
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