子育ては思うようにはいかないもの。頭ではそう理解していても、「こんなはずじゃなかった」と悩むママは多いだろう。コロナ禍で誰かに頼ることもできず、独り途方にくれているママに、ぜひ手に取って欲しいのが、橘こころさん著『はじまりのこえ 1095日のキセキ』(風鳴舎)だ。
著者の橘さんは、『学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)の主人公である「ビリギャル」の母。冷え切った家庭内状況を変えるべく、自分の親としての覚悟も叩き直し、心機一転「いつでも子供に寄り添い、あきらめず、信じる」という信念のもと、まったく新しい子育てを始めた。
すると、長女(ビリギャル)は偏差値30から慶應義塾大学に現役合格。次女も不登校から脱し、海外留学に行くまでになった。子どもたちの目覚ましい成長に勇気をもらった橘さん。今では全国にいる子育てに悩む全ての人の力になるべく、自身の経験をもとに講演会などを行っている。
そんな橘さんの子育てエッセンスがギュッと詰まった本書には、ニューボーンフォトグラファー納所くららさんによる撮りおろし写真が全ページに添えられている。ニューボーンフォトとは、生後間もない赤ちゃんの姿を捉える記念写真のことだ。
子育てに疲れ何もかもが嫌になった――。そんな時は、「小さき声」に耳を澄まし、本書をめくってみて欲しい。無垢でかよわく、それでいて生命力にあふれる写真が心を癒やしてくれるだろう。
結婚祝いや出産祝いにもおすすめ。友人であるあなたの存在も、この本も、きっと大切な人の心の支えになってくれるはず。
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