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客が減ったらバイトはクビ? 「非正規だから」で差別されないために

・居酒屋のアルバイトは、客が減ったらクビになる?
・業績が悪化したからと、一方的に給料を減額されたら?
・週4日、1日5時間のバイトなら厚生年金に入れるの?
・契約があと2か月残っているのに、業績悪化を理由に突然解雇を言い渡されたら?

 このような、「非正規雇用」を巡るさまざまな疑問を解消してくれる『「非正規」六法』(自由国民社)が、2020年12月26日に発売される。

画像は、『「非正規」六法』(自由国民社)
画像は、『「非正規」六法』(自由国民社)

 本書では、弁護士監修の下、派遣社員や契約社員、アルバイトなどの「非正規」で働く人々が知らぬ間に受けている差別とその解決法について、たくさんの事例をもとに紹介している。

 目次は、以下の通り。

第1章 不利な労働条件を押しつけられたら、どうしたらいいの?
・派遣先の正社員と同じ仕事でも、派遣社員は給料安くて当たり前?
・週3日、午前中だけパートで働いているとき、有給休暇はもらえるの?
・業績が悪化したからと、一方的に給料を減額されたら? ...etc.

第2章 仕事上で起きた事故やトラブルは自己責任?
・フルタイムの契約社員でも会社の健康保険に加入できないの?
・週4日、1日5時間のバイトなら厚生年金に入れるの?
・派遣社員に登録しても、市の国民健康保険を使うの? ...etc.

第3章 一方的に解雇や雇止めをされたら、どうしたらいいの?
・居酒屋のアルバイトは、客が減ったらクビになる?
・契約があと2か月残っているのに、業績悪化を理由に突然解雇を言い渡されたら?
・有期労働契約の期間が通算5年を超えたら、途中に空白期間があっても正社員になれる? ...etc.

 

 非正規で働く人の割合は年々増加し、就労人口の4割に迫る勢いだ。一方、正社員との待遇格差や一方的な解雇・雇止めなど、不安定な身分と言わざるを得ない現状がたびたび問題視されている。

 そこで武器になるのが、法律だ。

 本書の帯には、「有期雇用やアルバイトで損せず生活するために」とある。あらゆる立場で働く人々が、それぞれ納得のいく働き方を手に入れるために。我が身を守るために必要な知識を、わかりやすく身に着けられる1冊だ。


 

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