さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」前回2020年11月16日は、前週(9日)に引き続き「保育をもっと豊かにするには」をテーマに放送。編集部からのおすすめの本は9日の放送でお伝えした『地下アイドルの法律相談』(深井剛志 著 姫乃たま 著 西島大介 作画)と、『弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール』(高木啓成 著)の2作品(※オンエアは9日)。出版はともに日本加除出版。
「浜カフェ」の番組内では、リブ・コンサルティング常務取締役の権田和士さんと、テクノロジーで保育と社会を変えていく次世代型保育園、スマート保育園事業を展開するユニファ株式会社代表取締役CEOの土岐泰之さんが前週に引き続き「保育をもっと豊かなものにするには」について熱いトークを繰り広げた。
土岐 保育現場の課題解決や女性活躍の推進に向けて、最新テクノロジーを活用した保育関連サービスを提供する、というユニファのモデルは簡単に黒字化できる様な事業では無く、だからこそ事業化した面があります。
目先の利益ではなく、中長期の利益を実現するには社会的な共感を得る必要があると思います。応援団を増やすことで、企業価値としていくものだと思います。共感を企業価値へ変えていくことが経営者の腕の見せ所だと思い臨んでいます。
権田 都内のスタートアップに関わっていますが、壁が二つあるんです。一つ目は大企業からの支持を得られないこと、二つ目は地方からの支持を得られないことです。
理由は様々ですが、ユニファさんは大企業・地方からの両方から支持を得られている事業を展開されているからこそ、素晴らしい結果が出ているのだと思います。
土岐 今年行い始めた取り組みとして、スマート保育園のモデルを地域に根差した形で作成しました。
実際に、どう現場が変わるのかを実証することで、さまざまなものを伝播していくことを目的として作成しました。どの業界でもBtoBであれば、ユーザーコミュニティを見つけて入り込むことが大切だと思います。
一番効くのは近くの人が「これは良い」という伝播をすることなんですよね。
入山 結果を見せる事が大切であるという事ですね。保育に限らず解決しなくては行けない社会課題についてお考えのことはありますか?
土岐 地方は労働人口が足りていない問題があると思います。保育園を増やしていくことで女性の社会進出の支援が出来ると思っています。
次回は、本日11月23日(月)19時から引き続き「企業文化をどう変えるか」というテーマで放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」
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