読むべき本、見逃していない?

写真家・幡野広志さんの人生相談本2作目 毒親、DV、就活、レイプ...

 Webメディア「cakes」で、毎週、人気ランキングのトップに輝いている幡野広志さんの連載「なんで僕に聞くんだろう。」の書籍第2弾が発売される。

画像は、『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう。』(幻冬舎)
画像は、『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう。』(幻冬舎)

 『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう。』(幻冬舎)が、2020年11月12日から発売予定だ。

 著者の幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液のがんを発病し、医師から余命数年を宣告された写真家。本書は、幡野さんの名回答はもちろん、著者自身の写真が表紙やカバー裏などさまざまなところに掲載されているのも魅力だ。Web連載とはまた違った趣があり、何度も読み返しては眺めていたくなる。


 「妹の彼氏と関係を持ってしまった」「親族からの身体的・精神的DVを受け続けてきた。どうしたら人を憎まずにいられるのか?」「健常者に勝てない。障害と上手く付き合っていく方法を聞きたい」「精神の病を患う元夫を受け入れられない自分が薄情で残酷だと思うのが」「結婚する友だちをみるたびに妬ましくおもってしまう」「地味にまじめに勉強をし続けている私は間違っているのか?」「死産した苦しみをずっと背負っている」「レイプされて生まれた子を愛せなくなってしまうかもしれない恐怖がある」「就活が迫っているのに、したいことがわからない」「毒親を自認するシングルマザーだけど、今の彼の子供がほしい」「私も幡野さんみたいに本音で生きたい」「親に復讐するには、どんな方法が一番いいか知りたい」「23歳だけど恋人ができたことがなく、女性用風俗に行った」「障害をもつ子供の親になったことを受け入れられない」「好きだった先生を忘れられないので、貫こうと思う」「受験に失敗してから、ずっと前を向けない」「アルコール依存症の母をこれからもずっと面倒みないといけないのか」「難病を患ってる同僚を殴ってしまいそう」「娘が、過激な動画を見ていたのが、どうしても許せない」......。

 誰にも相談できない悩みを打ち明ける投稿者たちに対して、一切飾らない言葉で率直に答える幡野さん。『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。』というタイトルも秀逸だ。

 「ひとごと」の悩みに耳を傾ける幡野さんの言葉もまた「ひとごと」には違いないのだが、こんなにも胸に残るのはなぜだろう。


※画像提供:幻冬舎

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