さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)では、番組でBOOKウォッチ編集部がおすすめする本を紹介している。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」前回2020年10月26日は、「日本の挑戦者を増やすには?」をテーマに放送。
番組では、パナソニック Game Changer Catapult深田昌則さんと、ヘルスケアベンチャーのFiNC Technologiesを設立、成長させた後CEOを退任し、現在はWEIN挑戦者FUNDを立ち上げた溝口勇児さんが「21世記の課題解決」や「日本の現状」について熱くトークを繰り広げた。
溝口 これまで1:1でサービスを提供してきた際に知った事実として、所得の低い人ほど健康を害しているということがわかり、手間なく安く個人へ最適なものを提供する事を考えました。
スマートフォンの普及によって提供が実現可能となり、FiNCを立ち上げました。しかし、健康だけで幸せとは行かないんですよね。
入山 そうすると、その一歩先を目指したものがWEIN挑戦者FUNDですか。
溝口 21世期の課題は孤独や退屈や不安です。20世期の課題は戦争・貧困・病気と言われており日本は先進国の中でも早い解決が行えましたが、幸福度は上がっていないという問題があります。
残りの人生を使って、この課題に対して向き合って行きたいと考えWEINを立ち上げることになりました。
溝口 アメリカと日本を比べると挑戦する企業へ目を向ける若者の数は2倍から4倍ほど差があります。
日本では嫁ストップや親ストップという言葉があるような風土になっています。しかし、挑戦を自らしている時や参加している時は、孤独や退屈や不安とは無縁になれると思います。
本気でぶつかった結果であれば、そこから得られるものも多いですし、挑戦は目的にしても、手段にしても良いものだと思っています。
入山 WEINは1億総挑戦者社会を目指しているのですね。
次回は、本日11月2日(月)19時から、引き続き「日本の挑戦者を増やすには?」というテーマで放送。
番組では、BOOKウォッチ編集部からのおすすめの本もご紹介。
今回ご紹介する本は、『頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる』(アンディ・プディコム 著、辰巳出版)。
毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」
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