「子どもを友だちの家に行かせていいの?」
「ダンナが飲み会! 止めるべき?」
「老親に会いに行っていいの?」
女性1,000人に「毎日の暮らしで不安に思っていること」をアンケート調査し、リアルな声に感染症対策専門家が答える、実用的なバイブルが登場した。
その『今日からできる!暮らしの感染対策バイブル』(主婦の友社)は、2020年9月30日から発売中だ。
100年以上、女性のライフスタイルをサポートしている主婦の友社では、全国の女性を対象に"日々感じている感染症への不安"をたずねるアンケートを実施。北海道から沖縄まで、14歳から78歳までの女性1,000人の回答を得た。そこから上がった165の問いかけを感染対策の専門家・堀成美先生に直接ぶつけ、Q&A形式で解説したのが本書である。身近な実例に明快な回答があり、イラスト入りでわかりやすく感染対策について学べる。感染する理由と対策方法の基本がわかれば、いろいろなシーンに応用もきくのだ。
監修の堀先生は、感染症対策コンサルタント、看護師・感染症実地疫学専門家、東京都看護協会 新型コロナ対策プロジェクト会議アドバイザー、国立国際医療研究センター 客員研究員、東京都港区感染症専門アドバイザーとして活躍しており、まさに感染症対策のプロフェッショナル。
専門家として、1人の女性として、母として、老親の介護者として、1,000人の女性の声に真摯に向き合った堀先生は、以下のようにコメントしている。
「感染対策をきちんとやって、暮らしを工夫すれば、仕事も育児も趣味もあきらめずにすみます」
「人類ははるか昔から感染症に脅かされてきました。が、そのたびに乗り越えてきました。今回も、恐れず、感染せず、いろいろな工夫をして暮らしていきましょう」
本書は、まず予防編で感染対策の基本を確認する。「1日何回手を洗えばいいの?」「1人で外にいるときもマスクは必要?」「除菌、抗菌、殺菌、消毒、どう違うの?」など、改めて聞かれると明確な答えがわからないような疑問を解消してくれる。帰宅後にスマホを拭くことが効果的な理由や、マスクを外してもいいシーン、ちまたにあふれる除菌グッズの見分け方や使い方など、まさに今日から実践できる知識が満載だ。
さらに、Go Toトラベル政策で東京発着の旅行も対象になった今、特に気になる、旅行や食事に出かけるときに気をつけるべきことも丁寧に解説する。感染しないよう工夫して、楽しく出かけたいところだ。
他にも、冒頭で挙げたような「家族の行動」にまつわる不安や、「陽性と感染どう違うの」「濃厚接触者ってどういう人?」「デマの見わけ方はあるの?」など、さまざまな不安に対する正しい知識がわかる。
新型コロナウイルス終息の見通しが立たない今だが、きちんと知ってさえいれば怖くない。まさに「一家に1冊」と言っても過言ではないバイブルだ。
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