2020年冬は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念されている。今まで以上に、手洗い・うがいをはじめとする感染対策の徹底が必要だが、それに加えてできることはないだろうか。
『マンガでかんたん! 病気にならない免疫力の上げかた』(学研プラス)が、2020年9月25日に発売された。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに大きな注目を集めている「免疫力」。それを普段の生活の中で無理なく高め、病気を防ぐコツがたくさん掲載された、故・安保徹(あぼ・とおる)先生監修『今すぐできる! 免疫力を上げる31のルール』(学研プラス)の内容を、わかりやすいマンガで紹介している。
本書では、新型コロナウイルスが蔓延する中、主人公の女性とその家族が日常生活の疲れやストレスと向き合うストーリーが展開する。疲れ・ストレスを解消するための食事や睡眠、入浴、運動法を学び、健康的な生活習慣を身につけていく物語を通して、読者は免疫力を上げるコツを習得できるのだ。
さらに、マンガによる説明だけでは物足りない人のために、プラスαの知識も充実。白血球の種類は? 副交感神経の刺激の仕方は? 発酵食品のパワーって? などなど、マンガの中にも出てくる内容や、そこでは説明しきれないお得な情報も、各章のコラムでしっかり紹介されている。
本書の目次は、以下の通り。
第1章 生まれながらの力、免疫について知ろう
第2章 食材の選びかた、食事法で免疫力を上げよう
第3章 ちょっと体を動かして免疫力を上げよう
第4章 日々の生活の工夫で免疫力を上げよう
監修の永野剛造(ながの・ごうぞう)先生は、永野医院院長と日本自律神経病研究会理事長を務める。「体を健康に保つしくみのカギが自律神経にある」という考え方に基づき、病気にならない身体づくりを研究している。著書に『免疫力をぐんぐん高める気の医療 エネルギー医学で病気を治す』(コスモの本)など。安保徹先生と福田稔先生との共著『非常識の医学が病を治す』(実業之日本社)もある。
新型コロナウイルス対策に限らず、健康的な生活を送るには非常に重要な「免疫力」。マンガでスムーズに内容を掴めるので、子どもにもおすすめできる良書だ。
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