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ヘアードライヤーというあだ名。怒ると本当に怖い監督は誰?

 さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ、毎週土曜日18:00~18:57放送)では、番組のエンディング付近でBOOKウォッチ編集部がおすすめする本を紹介している。

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

 前回2020年9月12日は「サッカーに学ぶ経営術」をテーマに放送し、編集部からのおすすめの本は『平畠啓史 Jリーグ56クラブ巡礼2020』(ヨシモトブックス 発売:ワニブックス)をピックアップ。どんな内容なのかは「サッカー芸人」平畠啓史、Jリーグ行脚で見た56人の「スコアには表れない喜怒哀楽」を参照。


写真は、『平畠啓史 Jリーグ56クラブ巡礼2020』(ヨシモトブックス 発売:ワニブックス)

 番組では、リブ・コンサルティングの関巌社長と、サッカーの実況で有名なフリーアナウンサーの倉敷保雄さんが「優秀な指導者」や「サッカーから学ぶ経営」について語ってくれました。

優秀な指導者とは

倉敷 優秀な指導者と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督です。 指揮を執ったキャリアの27年間、トップ3を外したことはありません。サッカーを指導するだけでなくフロントの一員として経営にも重要なサジェスチョンをする立場で働いていました。
 ヘアードライヤーというあだ名があったように怒ると本当に怖く、選手に対しては大変厳しい方でしたが、一歩ドレッシングルームを出ると、メディアの攻撃から全力で選手を守る、選手にとっては父親のような存在でした。
フィールドの中でも素晴らしかったし、マネジメントという点でも優れていたと思います。
 ファーガソンはハーバードビジネススクールで講演したくらいの方です。
 社長と経営陣の役割を分ける分担型マネジメントに近いなと思います。
 ファーガソンは練習メニューも考えないし、試合相手の分析もしない。但し、レギュラーを決めることと、チーム全体に「勝つ」というフィロソフィーを打ち込むことは徹底していました。

入山 ファーガソンは今の会社経営におけるCEOですね。ビジョンなどをしっかり共有しつつ、いい人を集めて権限委譲している。

サッカーから学ぶ経営

倉敷 喜びを与えるというのは指導者にとって一番大事なことです。
 選手はエリートなので色んなことが出来るが故にすぐ飽きてしまうんですね。監督は選手が飽きないよう、どのような提案が出来るかが重要だと思います。
 ジョゼップ・グアルディオラ監督やルイ・ファン・ハール監督は練習が面白いということで大変評価されていました。
 エンゲージメントやモチベーションは非常に大事ですね。
 実は弊社の組織作りの7割はFCバルセロナの人材育成を参考にしています。人材を育てるのか他から取ってくるのか、という選択肢があると思いますが、我々のスタイルは業界で少し異なるため経験者だけを集めても意味がないのです。
 組織のベースは人材育成で作ることができますが、最後にその組織が大きく跳ねるかどうかは、才能がある人が生まれるか、獲得できるかです。それは運ではありますが、それを支えられる人材を育てているかが一番重要だと考えて行っています。
倉敷 凄いですね。ベルギー代表が強くなったのは、選手を有名なクラブに進んで移籍させるからなのです。そこで選手を育ててもらい、ベルギー代表として戻ってくる。ビジネスにも応用できるような考え方ですよね。

 次回は、本日、9月18日(土)18時から「スマートシティ竹芝が描く未来とは」というテーマで放送。
 番組のエンディング付近でBOOKウォッチ編集部からもおすすすめ書籍をご紹介しますので、詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを!

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

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