さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ、毎週土曜日18:00~18:57放送)では、番組のエンディング付近でBOOKウォッチ編集部がおすすめする本を紹介している。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」前回2020年8月29日は「SNSの今後とは」をテーマに放送し、編集部からのおすすめの本は『家族写真の魔法』(WAVE出版)をピックアップ。どんな内容なのかは「感謝できる子に育つ、セルフイメージもアップ「家族写真」のすすめ」を参照。
番組内では、フジテレビ チーフビジョナリストの清水俊宏さんと、ミクシィ取締役会長の笠原健治さんに、テレビなどメディア論も踏まえて「SNSの今後」について語っていただいた。
清水 ビジョナリストとは、ビジョンを作って対外的に広め、さまざまな方のビジョンを持って帰る、世間的にいうとエヴァンジェリストですね。
事業も作り、マネタイズしています。テレビは、こんなもので良いのだっけ、というのが始まりで、FNNプライムオンラインというのを作りました。
テレビで見て興味が出た、もっと知りたい方向けにウェブメディアでもっと細かく情報を出す。裏話などをうまくコンテンツ化出来ないか考え実行しています。
入山 テレビ局のノウハウがネットなどに活用できるのは強みですね。
清水 現在、テレビを見ている人が多いので、そこにコンテンツを映していますが、コンテンツの力で驚きや感動を与える、それが本来のフジテレビです。
配信方法は問わず、今後50年先、100年先テレビ局は今のままでは居られないからこそ、在り方を考え、変えていく必要があると思っています。一番重要なのはコンテンツそのものです。
笠原 ネット上で様々な方とやりとりを行うというのを日常的にした点ではmixiも一役買えたと思っています。
ネットが一般的になったことで新たな技術やインターフェース・コンテンツへと変化しています。
SNSというのは共有したいコンテンツ×共有したい相手の数が強みですが、成熟化してきた今はコンテンツと対象が細分化されてきました。だからこそ、その細分化された需要に対して新たなサービス家族アルバム「みてね」をリリースしました。
入山 家族アルバム「みてね」は家族という単位で使うサービスですよね。誰もが簡単に操作できるすごいサービスですね。このサービスへと繋がった経緯はいかがでしょうか。
笠原 自身に子どもが産まれて、動画や写真を驚くほどの量を撮っていました。それを家族に見せて共有したいという思いが芽生え、満足できる形でサービスに出来ないか、というところから始まったサービスです。
また、こういった事業から社会貢献を実施していきたいと思い「みてね基金」を設立しました。
入山 素晴らしいですね。コンテンツと対象が細分化する流れに沿ったサービスですね。
次回は、本日、9月5日(土)18時から「デザインの力。コンセプトの力」というテーマで放送。
番組のエンディング付近でBOOKウォッチ編集部からもおすすすめ書籍をご紹介しますので、詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを!
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