累計2,000万部を超える、角川スニーカー文庫の大人気作品「涼宮ハルヒ」シリーズ。アニメ好きなら、知らない人はいないと言っても過言ではない、ライトノベル界の金字塔である。そして2020年8月、なんと9年半ぶりの完全新作の発売が決まり、ファンを賑わせたのは記憶に新しい。
谷川流さんによる新作小説『涼宮ハルヒの直観』(KADOKAWA)は、11月25日に発売される。全国書店・ネット書店での予約受付は、9月1日0時からスタートしている。
それに合わせ、同日から、『涼宮ハルヒの直観』作品ページとシリーズ初の公式ツイッターアカウントも開設された。ここから、随時、最新情報がチェックできる。
今回の新作のストーリーでは、主人公・ハルヒとSOS団の「直観」がカギを握る。250ページを超える完全書き下ろしエピソード「鶴屋さんの挑戦」に加え、画集・雑誌に収録された2つの短編が収録された、待望の最新刊だ。
1つめのエピソード「あてずっぽナンバーズ」では、SOS団総出の初詣を描く。鶴屋さんから借りたという着物に身を包んだ、ハルヒ、長門、朝比奈さん。一方、古泉がふと呟いた数字の意味とは......? 『いとうのいぢ画集 ハルヒ百花』(角川書店)収録。
2つめのエピソード「七不思議オーバータイム」では、放課後、ハルヒのいない部室にある珍客が訪れる。ミステリ研究部に所属する彼女が言うには、ハルヒが「学校の七不思議」に興味をもっているそうで......。「ザ・スニーカー LEGEND」(KADOKAWA)収録。
そして、書き下ろしエピソードのタイトルは、「鶴屋さんの挑戦」。ある日、めったに使われないSOS団直通アドレスにメールが届く。差出人は、現在旅行中で学校を欠席している鶴屋さんだった。「問題を出すから、皆の衆には解答をお願いするよ」というメールに添付されていたのは、謎の旅の思い出話。それは、鶴屋さんからSOS団への挑戦状だった......。
ハルヒとSOS団の活躍がひさびさに見られるのは、素直に嬉しい。これまでシリーズに触れたことがないという人も、この機会に既刊を手に取ってみてほしい。2000年代を代表するライトノベル作品を、知らないままでいるのは、あまりにもったいない!
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