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『響』の柳本光晴、最新作の主人公は将棋界に挑む14歳の少女!

「マンガ大賞2017」大賞、第64回小学館漫画賞(一般向け部門)を受賞した『響 ~小説家になる方法~』(小学館)の作者・柳本光晴(やなもと・みつはる)さん。最新作は、現在「週刊少年サンデー」で連載中の『龍と苺』だ。そのコミックス第1巻が、2020年8月18日に発売された。

画像は、『龍と苺 1』(小学館)
画像は、『龍と苺 1』(小学館)

 本作は、猛者がひしめく将棋界に14歳の少女が真っ正面から挑む、「闘う」将棋漫画。主人公の藍田苺は、「毎日生ぬるい水に浸かってるみたいで気持ち悪い」「命懸けで何かしたい」という気持ちを抱えていた。本気で闘える場所を求める苺は、未だ女性プロ棋士が1人も誕生していない将棋界へと乗り込むことに――。

 第1話で、いじめっこを背後からイスで殴りつけるシーンなどは、前作『響 ~小説家になる方法~』の主人公・鮎喰響(あくい・ひびき)を彷彿とさせる。前作で、小説界の天才少女を描き切った著者が、今度は将棋界に挑む少女をどのように描くのか。

画像は、小学館のプレスリリースより
画像は、小学館のプレスリリースより

 作中のセリフにのせて苺が躍動するテレビCMも放映中で、「週刊少年サンデー」公式サイトでは第1話の試し読みもできる。闘う少女の行く末に注目だ。


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