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草刈正雄、芸能生活50年で初エッセイ 「なつぞら」泰樹ロスを生んだエピソードも

 俳優の草刈正雄さんは、1952年福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生まれ。69年にデビューし、芸能生活50年になる。デビューから今までをつづった初の書き下ろしエッセイ『ありがとう!僕の役者人生を語ろう』(世界文化社)が2020年7月16日に発売された。

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画像は、『ありがとう!僕の役者人生を語ろう』(世界文化社)

 17歳でデビューし、その翌年には資生堂化粧品MG5のCMで一躍人気に。はっきりとした顔立ちに抜群のスタイルは二枚目な役どころがぴったりで、俳優としてテレビドラマや映画、舞台でも活躍。近年ではNHK大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸役や朝の連続テレビ小説「なつぞら」で広瀬すずさん演じる主人公を温かく見守る"泰樹じいちゃん"役で注目され、再ブレイク。泣ける名演技が毎回話題になり、ドラマが終了すると"泰樹ロス"を訴える人が続出するほどだった。

 一見、順調そうに思える草刈さんの芸能生活だが、山あり谷ありで苦労も多かったようだ。本書の中で次のように語っている。

「壁にぶつかったり、つまずいたり、そんなデコボコだらけの人生でしたが、そのときのデコボコあっての今だなぁと、しみじみ思うのです。(中略)こんな僕のささやかな体験でも、読んでくださった方の明日を生きる力に少しでもなれたなら、こんなに嬉しいことはありません」(本書「はじめに」より抜粋)

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画像は、『ありがとう!僕の役者人生を語ろう』(世界文化社)の目次より

 「転機」と書かれたパートには「真田丸」や「なつぞら」のエピソードが語られている。深みのある演技の背景に秘められた草刈さんの50年を本人の言葉で振り返る、貴重な1冊だ。

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画像は、『ありがとう!僕の役者人生を語ろう』(世界文化社)より

 今年で68歳になるとは思えないかっこよさ。それでも「僕は、普通のオジさん。『草刈正雄』のギャップを楽しんでほしい」というから、この本をきっかけにまたファンが増えそうだ。


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