ここ最近、SNSでは「#コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ」というハッシュタグがトレンド入りしている。旅行に行くのが難しい今、ツイッターやインスタグラムで世界各地の絶景や名所を紹介する写真や動画を共有し、みんなで旅行気分に浸ろうというわけだ。
自宅に居ながらにして旅行気分を味わうなら、こちらの本もおすすめ。4月11日に大和書房から発売された『一度は行きたい幻想建築 世紀末のきらめく装飾世界』は、19世紀末から20世紀初頭というごくわずかな期間に世界を席巻したアール・ヌーヴォー建築を589点もの写真で紹介している。
アール・ヌーヴォー建築は、生き生きとした動植物の彫刻や、鮮やかなフレスコ画、金銀、ガラスの美しい装飾に満ちた華やかさが特徴だ。
ヨーロッパを中心に、南北アメリカ、アジアの国々にも点在する数々の幻想的な建築物を紹介するのは、36カ国、約400もの建造物を踏破した一級建築士の小谷匡宏 (おだに・ただひろ)さん。アール・ヌーヴォー建築巡りをライフワークに活動している。さらに、日本のガウディとも称される梵寿綱(ぼん・じゅこう)さんが設計した東京と埼玉にある建築物も見逃せない。
本書には、収録されたほぼすべての建物の住所が記載されている。「グーグルマップのストリートビューで、様々なアングルや素敵な街角の景色を楽しめる」として、建築写真集の新たな楽しみ方を提案している。
#コロナで気が滅入るから幻想建築の写真で旅行しようぜ
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