おうちで過ごそう！ ひとり「家吞み」愛好者5人のアイデア

　自宅でひとりお酒を飲むのは、さみしいイメージ？　いいえ、「dancyu（ダンチュウ）」2020年5月号（プレジデント社）で紹介されている5人の"家呑み達人"たちを見れば、そのイメージはガラッと変わりそうだ。

写真は、「dancyu」2020年5月号（プレジデント社）

　「dancyu」2020年5月号（プレジデント社）の特集は、「ひとり呑み」。その中で、自宅で酒を飲む「家呑み」を独自の流儀で楽しんでいる5人が紹介されている（p.90）。

　例えば、居酒屋研究家でデザイナーの太田和彦さんは、お盆を舞台にして、ビールと市販の乾きものでノドを潤す第一部と、熱燗と手づくりの一品でゆっくり飲む第二部とに分けて楽しんでいる。

　手づくりの一品には、小松菜を生のまま折って、昆布茶、塩、一味唐辛子、レモンの絞り汁を加えてもんだ後、しらすを和えた手軽な料理や鉄火マグロが紹介されている。

　浪曲師の玉川奈々福さんは大の日本酒党で、海苔にわさびをのせる簡単つまみをあてに飲む。イタリアン「リ・カーリカ」店主の堤亮輔さんは、スマホで昭和歌謡を聞きながらハードリカーを楽しむ。つまみはモッツアレラチーズに海苔をのせて塩レモンや醤油で食べる和モダンな一品を紹介した。

　ほかに、居酒屋「沿露目」店主の大野尚人さん、お笑い芸人のキングさんらが登場している。

　特集では、"ひとり人呑み"におススメの店を紹介したページもある。お店の味が再現できるレシピもあり、家で挑戦してみるのもいいだろう。

　誌面で紹介されている店は、現在（2020年4月10日時点）では新型コロナウイルス感染拡大で通常の営業ができなくなっているところもある。営業情報は「dancyu」のサイトで随時紹介している。

　外へ飲みに出るのが難しくなっているいま、オンライン飲み会も良いけれど、今晩は「dancyu」を読みながら、ひとり自由気ままな時間を楽しんでみては。

（BOOKウォッチ編集部）