新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は花見ができなかった人も多いだろう。また、多くの美術館や博物館が臨時休館となり、楽しみにしていた展覧会がおあずけ状態という人もいるのでは。
「和楽」2020年4-5月号(小学館)には、ガマン続きで沈みがちな心をなぐさめてくれる美しい写真たちが掲載されている。
特集は、「桜と京都と日本人」と題し、日本人はなぜ、これほどに桜が好きなのかを、「サ・クラ」や「よっ!助六!」、「オリンピックとさくら」、「花筏」など10のキーワードからひも解いていく(p.34)。さらに、4,000坪の広さで、京都一の桜の里とも言われる「原谷苑(はらだにえん)」や、京都在住カメラマンがおすすめする穴場の花見スポットの写真がページいっぱいの迫力で掲載されている(p.62)。
また、東京国立博物館の特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」の開幕日が延期となり、23年ぶりに東京で公開されるはずの国宝「観音菩薩立像(百済観音)」も未だ実物を見ることができないが、誌面では、一足先に細部まではっきりと見える原寸大の写真と、全体を四方から写したカットを掲載。あわせて見どころが解説されている(p.20)。
付録は人気の浮世絵画家、歌川国芳作「宮本武蔵の鯨退治」からクジラの絵柄をとってデザインしたナイロン製のエコバッグ。鮮やかなピーコックブルーにクジラの絵が白く映える。サイズは、全長約57センチ。内ポケットがあり、折りたたむと幅約14センチのコンパクトなサイズになるので持ち運びがしやすい。
カバンに入れてもじゃまにならないシンプルなエコバッグは、レジ袋が有料化される前に1つ持っておくと便利だ。
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