家で過ごす時間が増えると、より快適に過ごしたいとは誰しも思うこと。時間に余裕のあるときは普段の家事の仕方を見直すいいチャンスかもしれない。
扶桑社から出版されている別冊エッセ「丁寧より快適 捨ててやめてラクになる やめる家事」には、いらないものを捨てて、ちょっとの家事で毎日の生活をラクにするためのアイデアが紹介されている。
本書では、以下の5つのパートに分けて生活の知恵が紹介されている。
パート1「『捨てる』『やめる』で快適に暮らす」
パート2「片づけの悩みは『捨てる』で解決」
パート3「ムダな家事をやめてラクになる!」
パート4「ラクしてスッキリ!がんばらない片づけ」
パート5「カンタンにいつでも人を呼べる家になる!」
パート1では、シンプルな暮らし上手な人の自宅を取材。たとえば、2人の子どもを持つブロガーのマキさんは、とにかく「ものをたくさん持つのはやめた」という。その結果、洗濯物はたたまずハンガー干しはそのまま収納したり、ゴミ箱を1カ所にしてまとめる作業をなくしたり、食器は必要最小限にして皿洗いの負担を減らしたりなど、家事のイライラを解消した。
また、断捨離の達人として知られるやましたひでこさんに聞いた「捨てる」コツがマンガで読めるパートや、しなくていい家事を見極めて2割のがんばりで「そこそこきれい」をキープしている例、時短でできる収納法など、すぐに役立つアイデアがまとめられている。以下の3枚の写真は、別冊エッセ「丁寧より快適 捨ててやめてラクになる やめる家事」(扶桑社)より
どんなに片付け上手になっても、家が散らかってごちゃごちゃしているときもあるだろう。そんな時の急な来客にも慌てなくて済む、短時間でできる「リセットテク」も役立ちそうだ。
例えば、玄関ではたたきに出ている家族の靴はすべてしまう、トイレは便座に座って汚れを確認する、洗面所は水滴と鏡をタオルで拭いておく、リビングでは部屋から浮いた色の物を優先的に片付けるなどのポイントが紹介されている。
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