「アサヒカメラ」4月号(2020年)の特集は、「マニュアルで写真力をアップする!」。日頃はオートに任せっきりの人が多いだろうが、露出、ピント、色の3つの基本を押さえて、マニュアル操作をすることにより、ぐっと写真が上手くなるポイントを伝授している。
露出について赤城耕一氏は、「フィルムカメラ時代、多くのプロはカメラ内蔵のTTL露出計を積極的に使うことはなかった。カメラ任せのAE露出で撮影することは胃が痛くなるほどの大冒険だった」と書いている。入射光式露出計を使うことやスナップ撮影では、手の甲の光線状態を使い、マニュアル露出で露出を決める技を紹介している。
また、ピントについては、宇佐見健氏が見せたい部分にピントを合わせるテクニックにふれ、オートに任せきりでは狙った写真は撮れない、と指摘している。
特別付録は、第45回木村伊兵衛賞を受賞した、横田大輔氏と片山真理氏の作品。先天性の四肢疾患のため9歳のときに両足を切断した片山氏のオブジェなどと組み合わせたセルフポートレートの作品が衝撃的だ。
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