読むべき本、見逃していない?

大災害に備える! 『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』発売

 地震、津波、台風、豪雨、土砂崩れ・・・だれもが災害にあう日本列島。運よく命が助かった後に考えるのは、さて再建をどうするか。先立つものはお金だ。場合によっては「補償」なども受けられるかもしれない。しかし、知識がないと、動くに動けない。

 そんな時に備えて、日ごろからに防災バッグに入れておくと安心できる本が発売された。『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』(弘文堂)。著者の岡本正さんは弁護士(銀座パートナーズ法律事務所パートナー)。内閣府ほか公務員経験もある。東日本大震災後に4万件を超える被災者相談事例を分析した経験をもとに「災害復興法学」を創設し、防災教育に関わっている。

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『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』(弘文堂)

 住宅ローンの支払いができない、通帳や印鑑をなくした、国や自治体の支援はあるのか、生活費がない、公共料金が支払えない、壊れた屋根が隣家に被害を与えトラブルに、相続や保険の手続が複雑でわからない──途方に暮れ、絶望の淵にたつ被災者を助けるのは、様々な法律や制度についての知識だ。

 「Part 1 はじめの一歩」「Part 2 貴重品がなくなった」「Part 3 支払いができない」「Part 4 お金の支援」「Part 5 トラブルの解決」「Part 6 生活を取り戻す」「Part 7 被災地の声を見る」に分かれ、30のケースが紹介されている。「生活再建への第一歩『罹災証明書』を必ず知っておこう」「罹災証明書の被害認定では写真撮影も忘れずに」などのイロハの話から始まり、「通帳やカードなしでも預貯金は引き出せる」「仮設住宅に入れない!? 自宅の応急修理制度利用には注意を」「3年間は返済の必要なし 災害援護資金の貸し付け」「自治体が配分する義援金の申請を忘れずに」などきめ細かい。

 親しみやすいイラストとやさしい語り口で解説されている。いざという時に、頼りになる一冊だ。

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