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料理家15年の結論、弁当づくりの極意は「卵焼き器ひとつ」

 料理研究家の藤井恵さんは、娘さんのために15年間も弁当を作り続けてきた。そんな藤井さんが編み出した弁当づくりのノウハウが『藤井弁当』(学研プラス)にまとめられた。つくる人も食べる人も満足できるポイントとして「お弁当はワンパターンでいい」と伝えている。

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写真は『藤井弁当』(学研プラス)

 ワンパターンというのは、調理器具は卵焼き器だけ、おかずは3品、おもな食材も3つだけ、毎回同じ順番で作ること。毎日、少しでも楽につくるためには朝起きたら必ず顔を洗うのと同じように、弁当作りをパターン化すると良いと書かれている。日課にしてしまえば、弁当作りがだんだんと身についてくるという考えだ。

 以下の2枚の写真は、『藤井弁当』(学研プラス)より。

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 本書では、手始めに5日間分のお弁当を紹介している。そのほか、慣れてきたら好きなおかずに挑戦できるように主菜41品、野菜の副菜40品、卵焼きのバリエ18品が掲載されている。

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写真は『藤井弁当』(学研プラス)より

 本書の中で、藤井さんは以下のようにコメントしている。

「お弁当作りは毎日のこと。朝から仕事で大忙しの日、体調が悪い日、二日酔い(!?)の日......。そんなときでも、誰かが代わりに作ってくれるわけではありません。さまざまな状況の中で、どうすれば作る人にストレスがなく、食べる人もうれしいお弁当を作れるのか、試行錯誤してきました。そうしてたどりついたひとつの結論が、この1冊に詰まっています。この本で、お弁当作りをされているすべての方に「もっと気楽でいいんだよ」とお伝えできればうれしいです」

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藤井恵さん。写真は『藤井弁当』(学研プラス)より

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