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自分の人生を自分で開拓した「元ミス日本」。彼女が見つけた豊かさとは?

 昭和25(1950)年生まれで、72年に開催された第5回ミス日本コンテストでグランプリを受賞した伊藤千桃(ちもも)さんは、現在、神奈川県・葉山町でほぼ自給自足の生活を送っている。

 着物のとき以外はノーメイクで、美容のために特別な時間やお金をかけているわけではないのに、若々しく美しい。その秘密が『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)に書かれている。

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写真は、『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)の表紙

 千桃さんが日々大切にしているのは「贅をつくさず、精をつくす」こと。その暮らし方はこんな風だ。

「可憐に咲くすみれを見つけて心もゆるむ春、せみの声に埋もれながら庭の草むしりに精を出す夏、とんぼや彼岸花など、緑の中に紅を差す秋がやってきたら、まき割りや保存食作り。シンと冷える真冬には、暖炉の前であたたかな野草茶を一杯」

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写真は、5月下旬~6月。実山椒の収穫。

 穏やかな暮らしぶりからは想像できないが、実は波瀾万丈な子ども時代を経験している。24歳で結婚したが離婚し、その後、葉山町の一軒家で自然食レストランを開いた。そんな伊藤さんの生い立ちや人生の分かれ道での決断から、今の暮らしぶりまでを写真とともに紹介している。伊藤さんオリジナルの四季折々の野草や山菜、果実の「自然の恵み」のレシピもある。

 以下の3枚の写真は、『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)より。

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