仕事に忘年会と、何かと忙しい師走。簡単にできて、カラダが喜びそうな晩御飯にしたいと思ったら、やっぱり鍋だ。『SHIORIのむげん小鍋』(講談社)は、直径19センチ程度の小鍋を使った1人分の鍋料理と箸休めのおかずとを合わせて、全73レシピを収録している。
鍋のレシピは、切って煮込むだけで、片付けも楽だ。本書には、ワンタンの皮と肉を使った「包まないワンタン鍋」や「ビーフストロガノフ鍋」、「トムヤム鍋」、「豚キムチーズ鍋」、「石狩鍋」などバラエティーに富んだレシピがそろっている。
なかには、モツの代わりに豚バラを使った「まるでモツ鍋」もあり、BOOKウォッチ編集部でつくってみた。
材料は、豚バラ、キャベツ、ニンニク、ニラを切って鍋に入れる。白だしと酒、水を加えて8分くらい煮たら完成。調理時間は10分ちょっとだった。ほんとにコレだけでいいの? というくらい簡単なのだが、キャベツと豚肉、にらを一緒にほおばると、見事にもつ鍋の味になっておいしい。一味唐辛子とすりごまをプラスすれば、良いアクセントになって無限に食べられそうだ。
著者のSHIORIさんは、1984年生まれの人気料理家。2007年に出版した「作ってあげたい彼ごはん」(宝島社)は、シリーズ累計340万部を超えるベストセラーとなった。「若い女の子にもっと料理を楽しんでもらいたい」をモットーにレシピ開発や料理教室など幅広く活動している。
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