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『 関ヶ原大乱、本当の勝者』 日本史史料研究会 監修   白峰 旬 編著

  • 書名 関ヶ原大乱、本当の勝者
  • 監修・編集・著者名日本史史料研究会  監修  白峰 旬 編著
  • 出版社名朝日新書
  • 出版年月日2020年6月12日
  • 定価本体910円+税
  • 判型・ページ数新書判・336ページ
  • ISBN9784022950802

 関ヶ原合戦には、よく知られたエピソードが多い。徳川家康の「小山評定」、小早川秀秋への「問鉄砲」、石田三成と大谷吉継の「涙あふれる友情物語」など、小説やドラマから知って史実だと思っていたエピソードが、実は後世に作られたフィクションだった⁉ そういう驚きに満ちた1冊である。

 数々のエピソードを1次史料で丹念に検証していくと、歴史的事実とはいえないことがあると、次々とわかってきた。どこまでが「事実」で、どこまでが「フィクション」か?

 徳川家康や石田三成、毛利輝元をはじめ、上杉景勝、伊達政宗、大谷吉継、宇喜多秀家など東西両軍の主要武将14人を取り上げて一人一人にスポットをあて、それぞれの「関ケ原」を描き出す。

 従来の「関ケ原」史観を根底から覆す衝撃の書。新進気鋭の執筆者12人による「関ケ原」の最新研究成果は歴史好きにはたまらない。

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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