あの悲惨な戦争のさなかで、こんなにも立派に生きた日本人がいた―。
南洋の戦地で演じられた芝居の軌跡の一場面を描いた「南の島に雪を降らせた男―加藤徳之助軍曹」、戦犯としてとらわれる部下のいる孤島へ自ら戻った将軍を描いた「国破れて名将ありといわれた人―今村均大将」、多くの部下を死なせた責任をとり、戦後長きにわたり植樹を続けた指揮官を描いた「靖国神社の緑の隊長―吉松喜三大佐」ほか。
本書は、『昭和史』などのベストセラーで知られる作家・半藤一利氏がかつて自ら取材し、貴重な証言とエピソードを掘り起こした多くの将校・兵士の中から厳選した、「どうしても次の世代に語り継ぎたい」8人の物語だ。今年90歳となった半藤氏が、犠牲者への鎮魂と日本の平和への願いを込め、昭和史や戦史に詳しくない若い世代にも読みやすい文章でつづっている。
珠玉の太平洋戦争・人物伝。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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