スペースX、テスラのCEO、イーロン・マスクの母が半生を振り返る。画期的な事業で型破りな活躍を続ける息子だが、母の人生は華やかさとは無縁。31歳で夫の暴力から逃れ離婚。シングルマザーとして、子どもを育てるために必死で働いてきた。本業の栄養士は、自宅で個人の栄養相談を。コネも実績もない中、必死で売り込みを続けたが、軌道に乗ったのはだいぶ後だった。
恵まれた容姿でモデルの仕事も続けてきたが、カタログやチラシなどの地味な撮影ばかり。59歳のときは、所属する事務所からいじめにあい、干されてしまう。そこで開き直って白髪を染めるのをやめ、SNSで年齢相応のグレイヘアの自分を発信し始めたところ、転機が訪れる。有名誌の表紙、大手コスメブランドのアンバサダーの仕事が舞い込むのだ。息子が有名人となった今も、自分は自分、と地に足がついている。壮絶な人生を、一歩一歩乗り越えた人生の軌跡は爽やかな後味が残る。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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