海を渡った明治の日本男児は、情熱的だった―。維新直後から多くの「サムライ留学生」が先進の知識を吸収するため欧米に派遣された。その中には異国の地で激しい恋に落ちた若者も。
皇族の北白川官能久親王や「男爵イモ」を開発、普及させた元土佐藩氏・川田龍吉、「われ太平洋の架け橋とならん」を実践し、米国人女性と結婚した新渡戸稲造ら9人の恋の顛末(てんまつ)に焦点を当てた。波瀾(はらん)万丈な恋物語。
結婚までこぎつけたのが5件、短期離婚も含め成就しなかった恋が4件。今では珍しくない国際恋愛だが、当時の若者は異文化の壁にどう挑んだか。とても興味深い。
著者は、ニッポン放送編成局長、取締役を経て、2005年に退社。以後、世界各地へ飛び出した日本人の足跡や江戸・明治創業の老舗商店の屋号来歴などをテーマに執筆活動を行っている。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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