「資本論」は、ドイツの哲学者で経済学者、社会思想家であったカール・マルクス(1818~83)の手による大著だ。
資本主義社会の成り立ちや仕組み、資本のあくなき拡大運動などが緻密に分析、解明されている。
内容は経済、社会、政治と広範囲に及ぶ。その思想は「マルクス主義」という一大思想の母体となり、世界中で共産主義運動が起こったのも、革命によってソビエト連邦や中華人民共和国などが誕生したのも、すべては「資本論」の影響だといっていい。
「資本論」はまた、現代社会のベースである資本主義経済の仕組み、その仕組みのもと、作られる社会について大いに示唆に富んだ1冊である。
本書「1分間資本論」は、この歴史的大著を通勤時間やスキマ時間で、内容のエッセンスのみ抽出し、読みやすく改訂、解説を豊富に盛り込んだ1冊だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?