東京・池袋サンシャイン水族館の人気企画、生き物たちが持つ毒をテーマとした展示「もうどく展1、2」。本作では同展示に新たな生き物をを加えた計50種の、猛毒生命体の紹介本である。
毒々しくも美しい画像とともに生物の習性や生態を紹介、彼らの〝毒レベル〟を5段階で表示。レベル1は、「軽症の危険性」、同5は「死亡する危険性が高い」で、その度合いはドクロマークの数で、一目瞭然である。例えばレベル5に分類されるのは、面構えも危険きわまりないオニダルマオコゼ、かまれたら48時間以内に死亡するという全長150センチにもなるエラブウミヘビ、全身鮮やかなコバルトヤドクガエルなど。生き物の毒は生き残り策や狩猟の手段などの理由が考えられるそうだ。が、フグの卵巣のぬか漬けなど、われわれヒトはその猛毒さえも珍味としてしまった。果たしてヒトの毒度はいかほどか。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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