人生後半、時間は猛スピードで過ぎていく。そろそろ「私」を大切に生きたい!
2023年12月9日、生活研究家・阿部絢子さんの新著『わたし時間を取り戻す 暮らしの技術』(大和書房)が発売された。
本書は、78歳を迎えた生活研究家の著者が、貴重な人生の時間を家事だけに費さず、「本当にやりたいこと」を楽しみながら暮らすための「技」を伝授するもの。
家のこと、仕事、子育てを一生懸命こなし、多くの時間を費やして、気がつけば人生後半戦。そろそろ「自分のため」に時間を使いたい。ところが、著者によると「人生の後半、下りの体感スピードはドンドン速く」なり、いくら時間があっても足りないという。
「だから、衣食住の家のことには最小限の時間を遣うようにして、日々、やりたいことを中心に時間を遣おう」。そう考えた著者の、現在進行形で合理的、かつ気ラクな暮らしのノウハウが詰まった1冊だ。
【目次】
・第1章 限りある時間を有効に遣う
・第2章 「家事ストレス」など溜めない
・第3章 人生に寄り添うモノを選んで片づける
・第4章 調理は続く、最期まで
・第5章 ラクしておしゃれに着続ける
・第6章 居心地のよい住まいで暮らす
■阿部絢子さんプロフィール
あべ・あやこ/生活研究家。1945年、新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。薬剤師として洗剤メーカーに勤務後、消費生活アドバイザーとして、百貨店の消費者相談員を30年間務めた。現在は調剤薬局に勤務しながら、衣食住にわたる合理的な暮らしへの提案・講演・出版を行うほか、快適な暮らしのノウハウを探求すべく、海外へのホームステイに出かけている。主な著書に『キッチンに一冊 食べものくすり箱』(講談社+α文庫)、『「やさしくて小さな暮らし」を自分でつくる』(家の光協会)、『始末な暮らし』(幻冬舎)、『老いのシンプルひとり暮らし』『老いのシンプル節約生活』『ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編>』『ひとりサイズで、きままに暮らす』(大和書房)ほか多数。
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