2023年7月27日、新しいウォーキングメソッドを解説した本『ふたりウォーク ふたりで歩けばうまくいく』(メディカル・ケア・サービス)が発売された。監修は、理学療法士の佐々木千紘さん。
本書は、スポーツと健康寿命の関連を調査した「コペンハーゲン調査」をもとに、承認とフィードバックを用いたふたりでのウォーキング、「ふたりウォーク」を新しい健康法として提案したもの。
「ふたりウォーク」は、なぜ健康にいいのだろうか。まず、2人1組なら、お互いの姿勢やポイントをセラピスト目線になってチェックすることができる。これは自分では気がつかない歪みやクセの改善につながる。
さらに、2人1組なら、互いに行動に対するフィードバックと承認(いいね!)を与え、ほめあうことで関係が強まり、継続性アップが期待できるという。
さらに、「ふたりウォーク」の最大の効果として、コミュニケーションアップが挙げられる。会話の少なくなったパートナーや普段会話がない親子、友人など、互いに健康になりたい相手と歩くことで、対話が生まれ、健康寿命の延伸に有効であるとされる「スポーツによる社会的交流」を簡単に実現できるという。
■佐々木千紘さんプロフィール
ささき・ちひろ/理学療法士。一般社団法人ウォーキングヘルス協会代表理事。首都大学東京(現都立大学)理学療法学科卒業。理学療法士として総合病院のリハビリテーション科に勤務後、医薬品の開発や美容関連の仕事にも従事。仕事で脳の疾患やがんなどに関わるうち、病気になる前の予防の大切さを実感し、学生時代から続けていた歩行分析の勉強を本格的に再開。2018年に美容整体サロンBodyArrange(ボディ・アレンジ)、2019年に一般社団法人ウォーキングヘルス協会を設立。「歩き方から健康的にボディメイク」をテーマに、延べ1万人以上の歩き方をサポートしている。
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