昨今注目を集めている「宗教2世」問題。親の影響で宗教活動への参加を強いられ、進学や就職、交友関係、恋愛や結婚など、人生のあらゆる面で宗教の影響を受け、これまで声を上げることができずにいた宗教2世は、実はたくさん存在しているという。
2023年6月28日に発売された『宗教2世サバイバルガイド』(ダイヤモンド社)は、そんな宗教2世が、人生のあらゆる面で自分らしい選択をできるようになるためのガイド本。著者は、創価学会の"ロイヤルファミリー"として生まれ、現在では文筆家・マーケターとして活躍する宗教2世の正木伸城さんだ。
・宗教から離れたいが、親を悲しませたくない。
・修学旅行で、宗教上の理由で神社参拝ができずに困っている。
・「恋人に布教をしろ」といわれて実践したら、振られてしまった。
・なんのために信仰しているのかわからなくなり、つらい。
・宗教から離れたあとも、教義が心身に染みついて離れない。
このような宗教2世が直面するいくつもの「あるある問題」に、具体的なエピソードとともに回答。生きづらさに悩む多くの宗教2世はもちろん、友人や恋人などまわりに宗教2世がいる人、また日々の生活に息苦しさを抱える人のための「サバイバルの書」としても役立つ内容となっている。
■目次
はじめに
1 教団の"ロイヤルファミリー"に生まれたぼくの人生遍歴
2 こんなときどうしたら? 宗教2世サバイバル
1. 親子関係編
2. 恋愛、友人関係編
3. 進学、就職、転職編
4. 信仰活動編
5. 信仰活動離脱後編
3 自分の人生を歩めるようになるまで
4 それでも、ぼくが創価学会を退会しないわけ
5 対談 ジャーナリスト 江川紹子さん 宗教が変わるだけでは、宗教2世問題は解決しない
■正木伸城さんプロフィール
まさき・のぶしろ/文筆家、マーケター、フリーランス広報。数多くのメディアで連載を執筆しながら、大手・中小企業などの事業支援を行う。創価中学校、 創価高等学校、創価大学工学部卒。2004年に創価学会本部職員となり、同会機関紙・聖教新聞の記者に。その後、2017年に一般企業に転職、IT企業2社、人材 ビジネス大手でマーケティングや広報を担当。 2021年に独立し、現職。無類の読書好きで、読了歴は1万5000冊超。1981年、東京生まれ。本書が初の著書。
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