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早起きしても、なぜ出発はギリギリになるか? どうでもいいが、気になって仕方ない「問題」の本 

問題未満

なぜ、デカめのサングラスをかけて撮られると、世間の風当たりが強くなるのか。
なぜ、どれだけ早く起きても、出発する時間はギリギリになるのか。

 2023年7月2日に発売されるコピーライター・野澤幸司さんの新著『問題未満』(扶桑社)は、取り立てて騒ぐほどのことではないが、そんな気になって仕方ない「〇〇問題」を取り上げた1冊。

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 野澤さんは、「渋谷がつらい=老いを実感すること」「なるほどですね=何の関心もないこと」など、日常生活で感じた違和感やモヤモヤから、世の中にない言葉を勝手に作り出す人気シリーズ『妄想国語辞典』の著者として知られる。

 そんな野澤さんが今回取り組んだのは「みんながそれほど問題視してこなかったあれこれを勝手に顕在化させて世に問うてみよう」という企画。あるある連発の「〇〇問題」に、身に覚えがあってギクリとする人も多そうだ。


【思わせぶり問題】
エンドロール後に特典映像あると思ったらふつうに終わった。

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【大ヤケド問題】
次のアポまで時間ないのに鍋焼きうどんを頼んでしまった。

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【朝の問題】
どれだけ早く起きても出発する時間はなぜかギリギリになる。
【うふふふふふ問題】
自分でしゃべって、自分で笑う人無敵説
【押すなよ押すなよ問題】
ほっといてよ!と言われて本当にほっておくと揉める
【ゴチの問題】
おごってもらうときの財布を出そうとする演技力で印象が変わる
【俺たち今ツーアウト満塁問題】
野球で例えると余計わかりづらくなる
【飲めない問題】
一滴も飲めないのに居酒屋で割り勘させられる
【ヘックション問題】
くしゃみのボリューム設定間違えてるおじさんがいる


■野澤幸司さんプロフィール
のざわ・こうじ/茨城県牛久市出身、竜ヶ崎第一高校、青山学院大学法学部卒業。ハガキ職人を経てコピーライターに。普段はいろいろな広告のコピーやCMを考える仕事をしている。


※画像提供:扶桑社

  • 書名 問題未満
  • 監修・編集・著者名野澤 幸司 著
  • 出版社名扶桑社
  • 出版年月日2023年7月 2日
  • 定価1,650 円 (税込)
  • 判型・ページ数四六判・165ページ
  • ISBN9784594095017

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