「渋谷がつらい」→「老いを実感すること」のようにクスっと笑える言葉をたくさん掲載している『妄想国語辞典』。世の中にない言葉を勝手につくり出し、勝手に広めていくというコンセプトの新感覚辞典シリーズに、待望の第3弾が発売された。今回は、リモート生活の中から生まれた妄想言葉がたくさん掲載されている。
2021年8月12日『ニューノーマル 妄想国語辞典』(扶桑社)が発売される。今回はニューノーマルな時代のリモート生活から生まれた「リモーソウ言葉」が多数掲載される。自宅での勤務やビデオ通話を経験した人ならあるあるの現象だらけだ。
マイクがミュートのまま喋り続けてしまったり、ビデオ会議中に宅配便が来てしまったり。経験した人も多いだろう。今だからこそ、ネタとして話したくなるワードが満載だ。
他にも次のような言葉が登場する。
会ってもらいたい人がいるの 【意味】恐怖の報告。
居場所がなくて出社 【意味】元も子もないこと。
雑談のありがたみ 【意味】失って初めて価値に気づくこと。
電車内でのシャッター音 【意味】事件性を感じること。
ドラマより原作派かな 【意味】わかってる感を出すこと。
ヒーローと中年の筋肉痛 【意味】少し遅れてやってくるもの。
人前でだけおふくろ 【意味】見栄を張ること。
悪いようにはしないから 【意味】極めて信じがたいこと。
ついつい「わかる......」と頷きたくなる。
また、今回のイメージキャラクターは、芸人・蛙亭のイワクラさんが担当する。リモートな暮らしで妄想する女子を演じているのだとか。
おうち時間に窮屈さや飽きを感じている人も多いだろう。時には憂鬱に感じることもあるが、リモーソウ言葉で笑いに変えて乗り切っていこう。
■著者・野澤幸司さんプロフィール
茨城県牛久市出身。竜ヶ崎第一高等学校、青山学院大学法学部卒業。ハガキ職人を経てコピーライターに。普段はいろいろな広告のコピーやCMを考える仕事をしている。
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