負の感情をためこんで、ストレスから胃が痛くなったことがある人は多いだろう。とくに日本の女性は自分の感情を表に出さず、がまんしたり、押し殺してしまう傾向にあり、お腹が硬くなっている人が多いという。
そんな時には、古代中国の伝統療法「チネイザン」をもとにしたセルフケアを試してみては? 夜におなかを揉むだけで、ストレスが軽減され、ダイエットにもつながるという。
チネイザンの考え方をベースに、日本人に合ったオリジナルの手法を取り入れたセルフケア法を教えているYukiさんの著書『夜、お腹をもむといいことが起こりだす 心と体を浄化する氣内臓マッサージ』(草思社)から、いくつか例を紹介しよう。
チネイザンでは、腹部に蓄積した負の感情が不調を招くと考えられる。
本書のキーワードは「夜」。どんなに忙しい人でも、お風呂や夕食、寝る前などにたった5分でできるマッサージが紹介されている。
胃には不安が蓄積する。ついつい、甘いものを過食するなどして、胃の消化力を落としてしまう。不安や心配をチネイザンでリラックスさせよう。
あおむけの状態でリラックスします。お腹の反射区の胃の場所に指を置き、大きく息を吸って、「シュー」と息を吐きながら手を差し込むように押さえます。くるくる回し、シェイクしてもみこみます。最後に優しく手を放す。
自己肯定感が低い日本人女性は下腹部が特にかたくなってしまう。つらい更年期障害や生理痛、PMSには子宮卵巣へのマッサージが効果的だ。
①子宮から左右の卵巣がつながる場所にお気に入りのマッサージオイルを塗布しておきます。
②指先でふんわりと優しい圧で卵巣から子宮までをくるくると行ったり来たりマッサージします。
③次に、手のひらを重ねてスコップ型をつくり、恥骨に当て、子宮卵巣を上に持ち上げるようなイメージで、手をゆらしながら下から上に引き上げます。②と③を2回ずつくらい行いましょう。
頑固でカチコチなお腹にはひまし油を使う。快便になり、早い人だと1晩で1.5㎏痩せた人もいるという。
便秘がちな人には、お風呂での腸マッサージがおすすめだ。
マッサージで自分の身体に触れることで、自分自身の調子を感じやすくなる。忙しい人でも1日5分だけ自分を労わる時間をつくってほしい。
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