6月12日発売の「AERA(アエラ)2023年6月19日号」(朝日新聞出版)では競技生活からの引退を発表した村元哉中さん・高橋大輔さんの"かなだい"ペアが表紙とインタビューに登場。引退の背景や、アイスダンサーとして圧倒的な存在感を放つことができた理由を語った。
2020年にスタートを切って3季目の22-23シーズン、"かなだい"は全日本選手権で初優勝を遂げ、世界選手権でも日本最高タイの1位を記録した。いったいなぜ、そんな絶頂期に競技生活からの引退を表明したのか。
村元さんは、世界選手権と世界国別対抗戦の結果を、「これ以上の幸せな終わり方はないと自信を持って言えるくらいの締めくくり方」だったと考えていた。そのため、引退を発表したときにはすでに「すごいすっきり」した気持ちで、アイスダンサーとして次のステージに移ることが楽しみで仕方がなかったと語っている。
高橋さんも、世界国別対抗戦が終わった時点で、意識は「ある意味、 もう進んではいた」。しかし、その後もアイスショーやスケート教室などが相次ぎ、「忙しすぎて」引退した実感は今もないという。
また、これまでを振り返りながら「私は自分に自信が持てないタイプ。大ちゃんが私の魅力に気づかせてくれた」(村元さん)、「哉中ちゃんに引っ張りあげられてついていく3年間だった」(高橋さん)と、お互いの存在を語る場面も。共通しているのは、互いに「ぶつかり合える唯一の人だ」ということで、敬意を持ち合ったからこそ二人揃って殻を破ることができたと、ペアの歩みを振り返った。
記事ではこのほか、これからの壮大な夢についても思いを語っている。撮影は二人が演じたプログラム「オペラ座の怪人」をイメージしたセットと衣装で行われた。写真を担当したのは、お馴染み蜷川実花さんだ。
巻頭コラム「eyes」に、今号から隔週で、ベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者であるブレイディみかこさんが登場する。英国で働き、生活する者として社会を見つめ、その矛盾などをつづる内容だ。初回は、ブレイディさんが英国に住み始めた1996年当時を思い出しながら、今につながる社会のあり様を描いている。
巻頭特集「ウクライナ戦争のいま」には、フランスの歴史人口学者・エマニュエル・トッドさんと、ジャーナリストの池上彰さんが登場。停戦の見通しが見えないなか、この戦争の行方について対談した。また、朝日新聞元モスクワ支局長による、「プーチンの孤立」についての詳報記事も掲載されている。
また、連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、松下さんの"憧れの人"である魔裟斗さんをゲストに迎えた対談の3回目。話題は、プレッシャーとの闘い方や趣味について。その中で繰り出される魔裟斗さんの言葉に、松下さんが「もぉ......。かっこ良すぎます」と悶絶。それぞれの世界を究める二人だからこそ語り合える内容となっている。
今号では、以下の記事も掲載。
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