6月19日発売の「AERA(アエラ)2023年6月26日増大号」(朝日新聞出版)の表紙には、木村拓哉さんが登場。AERA創刊35周年を記念して、同学年であるフォトグラファーの蜷川実花さんと対談し、仕事や人生についてじっくり語り合っている。
対談では、創刊35周年記念ということで、「35年前」の木村さんが何をしていたのかが話題に。
35年前、木村さんは、ちょうど芸能界に足を踏み入れたばかりの15歳の少年で、「アイドルに対して割とアンチだった」(木村さん)。そのため、親戚が勝手に履歴書を送ったことがきっかけでジャニーズ事務所から連絡が来たときも、最初の4、5回は無視していたという。
結局、その親戚から「やりたくてもできない人もいるんだから、1回行ってくれば?」と説得されて入所した木村さん。ところが、実際に入所してみると、「やってごらん」と言われたことができなかった。当初はアンチ意識があったにも関わらず、今までアイドルを続けてこられたのは、この「できない感覚」があったからだという。
波乗りもそうなんだけど、「できない」から面白いって思っちゃう。できないことと楽しいことがいい塩梅で共存しているから、ずっと続けていられるんじゃないかな。(木村さん)
記事ではこのほか、仕事に向き合う姿勢について、仕事と捉えるよりも「自分と対峙してくれる人たちとのセッションを楽しむ」という思いで続けてきたと語っている。二人の対談を含む巻頭特集には、「生み出す原動力」をテーマに、新たな価値を生むビジネスについての記事も掲載されている。
1つのテーマを深掘りする連載「時代を読む」では、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の狙いと現状を解説している。ミサイルに搭載された軍事偵察衛星は「グーグルアース」など民間の衛星より性能が低いとされ、運用に成功したところで北朝鮮にメリットはほとんど無いとされる。だが、経済が低迷し、餓死者も出ている状況で、衛星の運用を目指した「国防5カ年計画」に失敗できないという切羽詰まった情勢が背景にあり、今さら開発を中止することは難しくなっているという。
また、連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、松下さんの"憧れの人"である魔裟斗さんをゲストに迎えた対談の最終回。話題は、「今後挑戦したいこと」について。魔裟斗さんから結婚についてアドバイスされ、松下さんが「その時は相談させてください(笑)」と答えるなど、2人のすっかり打ち解けた様子がうかがえる。
今号では、以下の記事も掲載。
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