木村拓哉さんとその娘のKōki,(コウキ)さんが、9月1日発売の婦人雑誌でそれぞれ表紙を飾った。
木村拓哉さんが表紙に登場したのは、女性ライフスタイル誌「婦人画報」(ハースト婦人画報社)の10月号増刊の特別表紙版。
特集ページでは、自身が主演を務める9月17日公開の映画『マスカレード・ナイト』について、10ページにわたって単独インタビューに答えている。同作は、2019年公開の東野圭吾氏の小説を映画化した『マスカレード・ホテル』の続編。主人公の刑事、新田浩介を演じた木村さんが、再び主演を務める。
木村さんは、「最初にホテルロビーのセットに立ったときには、ああ、もう一度帰ってきたんだな、という感情が湧いてきました」と感慨深げに話している。また、コロナ禍での撮影の難しさについては、「できるできないではなく、やるからには作り上げるしかない」と語り、次のようにコメントを寄せている。
「そのためには自分が新型コロナウイルスに感染してマイナス要因になってはいけないと、強く意識していました。もちろん現場の誰かが感染してもダメ。この作品を完成させるために、僕ら俳優部、照明部、撮影部、録音部、美術部、そして表に見えない人たちの誰もが、相当な責任と覚悟をもって現場に立ち続けていたと感じています」
一方、Kōki,さんは『きものSalon 2021‐22 秋冬号』(世界文化社)の表紙に登場した。Kōki,さんが着物姿で表紙を飾るのは、今回が初めてだという。
誌面では、人間国宝の最新作から老舗呉服店の振袖まで、多種多様な着物の着こなしを披露。「こんなに華やかで素敵なきものを着られるなんて光栄です。きものを纏うと、日本人として生まれてよかったと思います」と語っている。
現在18歳のKōki,さん。海外ブランドを堂々と着こなす姿が印象的だが、着物姿も初々しく美しい。
「美を纏うことは文化を纏うことだと日々実感しています。洋の東西を超えて、美しいものに共通しているのは、"エレガンス"なのではないでしょうか。私も内面から滲み出るものを大切に、これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいですね」
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