映画の静かなシーンでポップコーンを食べてしまい、客席に響く「ポリッ」という音。気まずい......!
こんな、日常のちょっとした嫌なシーンを集めて展示し、SNSで話題になった2022年の「やだなー展」が書籍化した。明円卓(みょうえん・すぐる)さんの『やだなー本 その「やだなー」はアイデアに変えられるかも、変えられないかも』(KADOKAWA)だ。
「メニューを見て頼んだものが、お通しでも出てきちゃうとき」
「ふと時計を見たら4:44だったとき」
「5分いいですか?と止められると、だいたい10分なこと」
このような、クスッと笑えて共感できる「やだなー」が全部で300個収録されている。本書の内容を一部ご紹介しよう。
■1st Scene 食の「やだなー」
■2nd Scene 汚いの「やだなー」
■3rd Scene 生活の「やだなー」
■4th Scene 仕事の「やだなー」
■5th Scene SNSの「やだなー」
■6th Scene 恥ずかしいの「やだなー」
このほか、7th SceneではSNS上で募った「みんなの『やだなー』」を収録。さらに、「やだなー」を新たなアイデアに変える方法をコラムで紹介している。
■明円卓さんプロフィール
みょうえん・すぐる/クリエイティブディレクター。2014年より電通でクリエイティブ職として活動。2020年に電通を退職後kakeruを創業。CHOCOLATEにも所属。デジタルハリウッド大学客員教授などを歴任。主な仕事にメルカリ「メルとも!」CMシリーズなど。また自社事業として「JANAI COFFEE」「友達がやってるカフェ」などの飲食店や、企画展 「やだなー展」「どっちかといえばこっち展」などをプロデュースしている。
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