2023年2月2日、フィギュアスケーター・羽生結弦さんの自叙伝『蒼い炎III -究竟編(くきょうへん)-』(扶桑社)が発売される。
本書は、『蒼い炎』シリーズの第3巻目だ。
発売に際し、2種類のカバーが公開された。 【通常版】にはスーパースラムを達成した2020年四大陸選手権でのエキシビション『Hope & Legacy』、【Amazon & 楽天ブックス限定版】では、2019年GPファイナルでのエキシビション『ノッテ・ステラータ』の写真が採用されている。
元々、『蒼い炎』は、2011年の東日本大震災でホームリンクが被災したときに練習場所を求めて全国のリンクを転々としていた羽生選手に、遠征費用に役立てるためにオファーがきた企画だ。しかし、羽生選手は印税をすべて、被災したアイスリンク仙台に寄付することを希望したという。
これまで、1巻と2巻を合わせて35万部を超えるロングセラーとなっている。
今回の第3巻「究竟編」では、世界歴代最高得点を連発した2015-2016シーズンを終えた羽生選手のオフシーズンから始まる。怪我に苦しみながらも、66年ぶりの五輪2連覇を果たして、2020年四大陸選手権で男子史上初のスーパースラムを達成するまでが記されている。
また、裏表紙も2種類用意されている。2018年夏、トロント・クリケット・クラブで公開練習取材時のリラックスしたポートレイトが採用されている。
続編となる『蒼い炎IV』は今春発売予定だ。ファンの方はあわせて楽しんでみてはいかがだろうか。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?