家事や育児を手伝わない、毎夜飲み歩いてキャバクラ通い――。
論外すぎるダメ夫とは、もう別居するしかない?
KADOKAWAから発売された『今日から別居します 産んだら夫を嫌いになりました』(著者:おかめ)は、ママ向け育児メディア「ninaruポッケ」の人気連載を電子書籍化したもの。
家事や育児を一切手伝わず毎夜飲み歩くダメ夫・たくやに、妻・さくらが愛想を尽かして「別居しよう」と宣言。妻が別居を決意するまでと、夫婦のその後を描いたマンガだ。
妻・さくらは長男・ゆうとを出産し、はじめての子育てで毎日がいっぱいいっぱい。それなのに、夫・たくやは家事も育児も手伝わず、毎晩遅くまで飲み歩いてばかり。
たくやの会社は昔気質の飲み会好きで、いつも帰りは遅かった。でも、子供を産んだら少しはセーブしてくれると思ったのに......。毎日のように送られてくる「今日は飲み会で遅くなる」のメッセージに、さくらはうんざりしていた。
ずっと1人で育児をしている感覚で、何日もまともに寝られず、頑張っていた保活も失敗。これ以上耐えられず、「もう少し飲み会減らしてくれない? 夜泣きもキツいし育児もっと助けてほしい」とたくやに頼み込む。すると、信じられないほど無神経な答えが返ってきた。
あー...。言ってくれれば手伝うからさ。それにゆうとはさくらじゃないと泣いちゃうじゃん。俺でも泣かないならやれるけど。俺がいてもあんまり変わらなくない? まぁ早く帰れる日は頑張ってみるから。じゃあ行ってくるね、よろしくっ。
手伝う? 家にいない人にどうやって手伝ってもらうの? 俺がいても変わらない......? 本当にそう思ってるの? ショックを受けるが、さくらの気持ちはたくやに届かない。しかもその後、夜遊びはどんどん酷くなっていった。
育児に疲れ果ててお弁当を作れない日が続くと、「何日もお弁当作ってくれなかったの俺が立て替えてたんだよ?」と小遣いをせびってくる。「残業」と噓をついて飲み会に行く。同僚を家に招いて勝手に二次会を開く。連絡なしに朝帰りする。
パートに徐々に復帰したさくらは、たくやが帰ってこないせいで直前に休みを取らざるをえないこともあった。職場に何度も迷惑をかけてしまい、「お願いだから普通に生活させてよっ」と懇願する。しかし、飲み会の回数も朝帰りも変わることはなかった。
しばらくすると、なぜかたくやの機嫌がよくなりだした。ついでに、スマホを肌身離さず持ち歩き、何かを隠している風の動きを見せ始めた。
まさか...と思っていると、たまたま目にしたスマホのロック画面に女の名前で「この間はありがと~」「今日って何してるの? 久しぶりに会いに来てくれる?」のメッセージが。
さくらは浮気を疑ったが、本人に直接聞くことはできなかった。それは、さくらが拒んで、夫婦が数年間レスの状態だから。もし浮気を問いただし、「さくらが俺のこと拒否してんじゃん。だったら違う誰かを見つけるしかなくない!?」と返されたら......。それで揉めるくらいなら、このまま黙っていた方がラクかもしれない。
悩んでいると、「いつになったらレス解消してくれるの?」とたくやから聞いてきた。どんなに好きで結婚しても、仕事だって嘘ついて朝まで飲んだり家で騒いだりする人となんて無理。自分本位で誘ってこられても応えられるわけない。正直もう触れられるのも嫌だ。行為に気持ちがついていかないから解消はできない。
はぁー...。そんなのひどくない?
俺ばっか我慢してるじゃん
たくやのワガママを、ずっと我慢してきたさくら。でも、この一言を聞いた瞬間、さくらの中で何かがキレた。
ダメ夫に愛想を尽かし、とうとう別居を決意するが......。たとえ相手を嫌いになっても夫婦関係を断ち切ることは難しい。果たしてさくらは、たくやと離れて幸せをつかむことができるのか、それとも――? 描写がリアルな子育て別居ストーリー!
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