主人公を拾ったら、夫ができました
小説を読みながら寝落ちしたら、キャラに憑依してしまった!
原作の知識で一攫千金...のはずが「結婚しましょう」ってどういうこと!?
ピッコマの人気SMARTOON(R)「主人公を拾ったら、夫ができました」(漫画 Seochon 脚色 Marisea 原作 Choam)は、小説世界の脇役に憑依した「私」が、破産寸前のワガママ令嬢に転生し、ひょんなことから小説の主人公の叔父に求婚されてしまう異世界ラブコメ漫画だ。
ある日、ファンタジー小説を読みながら寝落ちしてしまった「私」。
次に目を覚ますと、「私」は作中の脇役令嬢ウェルアゼル・プロシエになっていた。それも、プロシエ家が破産寸前というとんでもないタイミングで。
ウェルアゼルは、規格外の贅沢をするワガママ娘だった。娘を大切にしていた男爵はこれを止めるどころか、借金と貸し付けにまで手を出し、娘の無駄遣いを支援した。結局財産は底をつき、借金取りに追われる始末になった――。
ここまでは自業自得だが、問題は憑依した時期だった。「私」はちょうど、ウェルアゼルが両親の財産を使い果たした直後にこの世界に来てしまった。つまり、贅沢にいい思いしたのは「私」じゃないのに、その代償を一文も使ってない私がしないといけないのだ。
理不尽な状況にイライラしてきた「私」。ところが、父の不用意な言葉で、事態はさらに悪化してしまう。
「頼むから時間を少しだけくれ。返すと言ってるじゃないか」
「すでに3か月もあげたというのに、これ以上何を信じればいいんだ?」
「誓うよ。次も返せなければなんでも言う通りにする。」
「なんでも......言う通りに? いいだろう! ならあんたの娘を担保にしよう」
ついに借金の担保にされてしまったウェルアゼル。追いつめられた「私」は、なりふり構わない金策を始める。
ウェルアゼルが借金のカタにされてしまうまで、あと2ヶ月しかない。
「私」はまず、贅沢した分高価な物も多いはずだ...と、ウェルアゼルの持ち物を片っ端から売り払った。ウェルアゼルを幼い頃から知る執事のメルヒンは「お嬢様! ついに心を入れ替えたのですね!」と感動していたが、中古市場の少ないファンタジー世界では大したお金にもならなかった。
こんな調子では、破産は避けられない。そこで「私」は、多額の謝礼を貰える人探しで一発逆転を狙い始める。たしかこの頃、小説の主人公・ラペリオンは行方不明になり、叔父によって捜索されていた。原作の知識を使えば、今いる場所も予想できるはずだ。
そして、あちこちを駆けずり回ってラペリオンを救い出した「私」は、謝礼金を受け取るためにラペリオンの叔父・ヘイルロス公爵のもとへと向かった。そこで、国一番の資産家であるヘイルロス公爵から求婚され、お金のために契約結婚することになるとも知らずに――。
契約結婚で結ばれた仮面夫婦のはずなのに、公爵に「初夜」を迫られた「私」はもうタジタジ。破産寸前お嬢様と、国一番の金持ち公爵のドタバタラブコメ劇。「私」とウェルアゼルの運命やいかに!
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