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1日1分でOK。「プレジデント」が「最高の瞑想」を特集

プレジデント(2022年9月16日号)

 8月26日発売の「プレジデント」(2022年9月16日号)は、「最高の瞑想」と題し、1分で気分が最高になる、禅やマインドフルネス、瞑想法の新しい習慣を特集している。

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画像は「プレジデント」(2022年9月16日号)

 京都・両足院の副住職・伊藤東凌さんは米・Facebook本社で禅セミナーを開くなど、国際的に禅の普及活動をしている。世界のビジネスエリートは日常的に瞑想を習慣として取り入れているという。

 伊藤さんが提唱する、超気楽な瞑想のルールはこうだ。
 1 1回短時間でいいから習慣化する
 2 手帳のスケジュールに組み込む
 3 「完璧」にやろうとしない
 4 毎回、変化や気づきを見つける
 5 日常生活の中でも瞑想してみる

 瞑想は、非日常的な体験ではなく、ジョギングや散歩レベルの身近なものだという。1分でいいから毎日続けることを勧めている。

 最近よく聞く、「マインドフルネス」。日本で普及活動をしているマインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事の荻野淳也さんによると、マインドフルネスとは、「今、この瞬間」の自分の心や体、周囲の状況に注意を向けている状態のことだという。注意力が高まる、感情をコントロールできるなどの効果が得られることが科学的に検証されている、と説明する。

 マインドフルネス瞑想協会代表の吉田昌生さんが、写真付きで基本の型を紹介している。「背筋をまっすぐに伸ばす」「膝の上に手を置いて肘から胸を開く」のがポイントだ。1分でいいから可能な限り、毎日瞑想に取り組み、自分の内側と外側の状態の移り変わりに意識を向けてほしいという。不安な気持ちやストレスのコントロールが日々上手になっていくそうだ。

電車の中でも瞑想できる

 このほかに、ユニークな瞑想法の数々を取り上げている。禅僧で精神科医の川野泰周さんが編み出したのは、「つり革瞑想」。混雑する電車の中でも実践できるユニークなものだ。このほかに、「歩行禅」、食べる前に読むだけでいい「食禅」、暗闇に溶け込む「闇で瞑想」などを紹介している。

 首都圏の瞑想と坐禅のスポット、「朝の4大習慣」教室などの記事も参考になるだろう。

   
  • 書名 プレジデント(2022年9月16日号)
  • 出版社名プレジデント社
  • 出版年月日2022年8月26日
  • 定価780円(税込)

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