ザリガニの味噌汁、どんぐりチョコ、雑草茶!? 全部、美味しいんです。
ホモサピさんは、自然のものをなんでもとって食べる「野食」系YouTuber。YouTubeチャンネル登録者100万人超(2022年7月26日現在)、総再生回数は1億7000万回を超えている。
ホモサピさんによる、生き物を捕まえるコツや自然の楽しさ、動画の裏側などを詰め込んだ一冊『地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記』(KADOKAWA)が7月27日に発売された。
全文通して一部の漢字に読み仮名が振ってあり、小学校高学年から読むことができる。夏休みの自由研究の参考にもぴったりだ。
【目次より】
第1章 「いきもの捕獲記」
第2章 「ホモサピ人生記」
第3章 「ごちそう雑食記」
番外編 「実践!野食ライフ」
本書では生き物捕獲エピソード、ホモサピさん自身の生い立ちや動画制作の裏側のほか、野食レシピまで詳しく解説されている。あなたも野食デビューできるかも?
本書の内容を一部ご紹介しよう。こちらはホモサピさんがこれまで食べてきた中で美味しかった生き物のランキング。気になる虫部門の上位はなんと......!?
〈美味しかった生き物ランキング 虫部門〉
1位 羽化したてのセミ(素揚げ)
2位 セアカゴケグモ(素揚げ)
3位 カミキリムシの幼虫(寿司)
1位はダントツ、「ソフトシェルゼミ」こと羽化したてのセミ。完全体のセミよりやわらかくて程よくサクサク。個人的にはアブラゼミよりミンミンゼミのほうがおすすめです。セアカゴケグモはエビとソフトシェルゼミの中間くらいの味。昆虫界で一番美味いと言われているカミキリムシの幼虫ももちろん美味いけど、個人的にはそれを上まわる虫がこの2つです。
危険外来生物に指定されているセアカゴケグモまで美味しく食べてしまうとは驚きだ。昆虫捕獲に慣れていない読者のみなさんは、セアカゴケグモを見かけたらくれぐれもすぐ捕まえて食べようとせず、適切に駆除してほしい。
・一番好きな昆虫はカブトムシとクワガタ、略して「カブクワ」。味はあまり美味しくない。
・小学生の頃、自由研究で生き物図鑑を模写した。
・東京湾でサメが釣れる? 動画の裏側エピソードも。
・「雑草茶」と「マテ貝パスタ」の野食レシピを公開!
〈ホモサピさんコメント〉
一言で言えば、生き物に触れてみたくなる本です。人間にとって大きな欲求である、食欲を切り口に、生き物の魅力を詰め込みました。生き物を食べても食べなくても、楽しめるようになっています。野食の世界を覗いてみてください!
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