2022年6月10日、トゥーヴァージンズより、『HEARTSTOPPER ハートストッパー』(作者:アリス・オズマン、訳者:牧野琴子)の第4巻が発売された。
『HEARTSTOPPER ハートストッパー』は、NETFLIXで配信中の実写ドラマが話題沸騰となっているイギリス発の青春BL・LGBTQ+コミック。原作売り上げが累計100万部を超え、世界23ヵ国以上で翻訳されるなど、世界中でベストセラーとなっている。
本作では、⻘春ボーイズラブストーリーであると同時に〈LGBTQ+〉をテーマに、主⼈公以外にもゲイやレズビアン、トランスジェンダーのキャラクターが多数登場し、違いを認め合える友⼈や家族の存在、多様性がごく当たり前に描かれる。⼀⽅で、セクシュアリティの揺らぎや、親へのカミングアカミングアウト、学校や家庭内にも存在する偏⾒や無理解といった、リアルな現実についても描かれている。
また、これらの描写が認められ、宝島社『このマンガがすごい!』や、文化庁メディア芸術祭などでも高く評価されている。
実写ドラマもNETFLIXにて配信が開始、すでにシーズン2とシーズン3の制作も決定している話題の注目作だ。
『HEARTSTOPPER ハートストッパー4』あらすじ
大好きな君に伝えたいこと、
大切な君のためにできること。
パリでの修学旅行で友人たちにカミングアウトができ、今や公認のカップルになったチャーリーとニック。チャーリーはそろそろあの言葉を言ってみたい...... "愛してる" って。 ニックも同じ気持ちだった。でも、ニックはいろんな悩みを抱えていた。特に父親へのカミングアウト問題、そして、チャーリーが摂食障害なのではないかという疑い......。 二人を囲む親友たちも様々な事情を抱えているし、家族との関係だって万事オッケーとはなかなかいかないのが彼らの現実だった。季節は夏から秋へと移り変わり、新しい学年が始まる。チャーリーとニックは、"愛"とは何たるか、たくさんのことを学んでいく―――。
作者/訳者プロフィール
アリス・オズマン Alice Oseman
作家・イラストレーター。1994年生まれ。17歳の時に初めて出版契約を結び、その後『Solitaire』『Radio Silence』『I was born for this』と3冊のYA小説を執筆(いずれも未訳)。2016年に『HEARTSTOPPER』をWEBで発表するやいなや、多くのファンに支持され2019年にペーパーバック版を刊行。普段は存在の無意味さを問いかけながら、ボーっとパソコンの画面を見つめている。オフィスワークを回避するためなら何でもやる。イギリス・ケント州出身。
牧野琴子 Kotoko Makino
映画字幕翻訳家。主な翻訳作品に『ベルファスト』『ノマドランド』『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』『ジョジョ・ラビット』『ダウントン・アビー』『イエスタデイ』『ピーターラビット』『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』など多数。
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