誕生から65年以上経った今も世界中で愛され続けるミッフィー。その作者であるディック・ブルーナさんの優しい言葉を、あたたかく柔らかなイラストと共に綴ったインタビュー集『ディック・ブルーナ 永遠のデザインとことば』(KADOKAWA)が5月30日に復刊した。
本書は、2015年に刊行した名著『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』が装いを新たに復刊したもの。第一線で輝き続けたディック・ブルーナさんの仕事や人生についてのインタビュー集となっている。
ミッフィーへの愛、絵本作りのこだわり、グラフィックデザイナーから絵本作家になるまでの思いを通して、人生において夢を追いかけ続けることの大切さを伝えている。子どもも大人も関係なく、自分が夢中になれるものに向かって、真っ直ぐな思いで向き合いたくなる素敵な1冊だ。
これからもずっと、
昨日より今日、今日より明日と、
毎日うまくなっていきたいと
描き続けるでしょう。
より納得のいくミッフィーを
描くために挑戦し続けます。
ページを開くと、イラストと言葉が見開きになっているので、視覚にも楽しめるのもポイント。どこから読んでも、飛ばして読んでも、ディック・ブルーナさんの哲学が堪能できる仕様だ。
内容の一部をご紹介する。
本のサイズは、文庫本よりひとまわり大きく、カバーのミッフィーは箔押し仕様で立体感があってお部屋に飾っておくのもおすすめ。また、お守りのように連れて行きたくなる可愛い装丁なので、持っているだけでも気分も高めてくれるはず。
進むのに疲れたとき、自分のやりたいことが分からなくなったとき、ふっと肩の力を抜きたいときなど、すぐに開けるよう近くに置きたい一冊だ。
■ディック・ブルーナさんプロフィール
1927年、オランダ・ユトレヒト生まれ。絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍。その温かみのある手描きの線、鮮やかな色使い、観る者の想像力に訴えるシンプルで大胆な構成の作品で、世界中の子供から大人まで幅広く愛されている。約60年にわたる創作活動期間を経て、120作を超える絵本を刊行。全世界で50カ国語以上に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなる。日本でも1964年『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店刊)以降、5000万部以上の絵本が刊行され、子供がはじめてであう絵本の作家として親しまれている。また絵本創作以外にもユニセフ、赤十字や「WORLD PEACE IS POSSIBLE」など、社会活動の為のポスターやロゴも多く手がけた。
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