お出かけ日和な気候だけれど、遠出はなかなか気軽にできない昨今。やはり、必要なのは毎日の「普段着」コーデではないだろうか。
今回は、肩肘張らない普段着の代名詞とも言える「デニム」を着こなすコツを、「リンネル」2022年6月号、「InRed」「大人のおしゃれ手帖」5月号(宝島社)から抜粋して紹介したい。
「リンネル」では、「大人なデニムスタイル考」と題し、今季のトレンドでもあるデニムを「大人っぽく」着こなすコーデを特集している。中でも、「デニム難民がはけるデニムパンツ」は必見だ。
下半身の悩みごとに、それぞれをうまくカバーできるデニムパンツを紹介している。たとえば、脚、特に太ももの太さが気になる人におすすめなのが、「綿麻デニム」。厚手な生地のものは太もものハリを強調してしまうため、麻を混ぜたタイプのデニムのような、やわらかいものを選ぶと良いそうだ。
一方、お尻の大きさが気になる人に試してほしいのは、コクーンシルエットのデニム。お尻と脚が泳ぐくらいのボリューム感あるシルエットのものなら、下半身全体をカバーしてくれるという。
「InRed」の「デニム迷子を返上! 私の1本を見つける」という特集では、定番アイテムなはずのデニムが年齢とともに似合わなくなった......というお悩みの解決方法を伝授している。
「はき続けてきたからこそ、体形の崩れを如実に気づかせてしまうのがデニムの難しさ。大人に必要なのは、見極め方を知って吟味すること。今の自分に似合う1本を見つけることがデニム迷子を返上する近道です」
では、実際にどんな1本を選べばいいのか。おすすめアイテムの1つが、脚部分の真ん中に縫い目がある「センターシーム」入りのデニムだ。
肌の衰えやくすみが気になり始め、デニムはカジュアルすぎて若作り風に見えてしまう......と悩んでいる人もいるかもしれない。センターシームかつ濃色のデニムなら、落ち着いた印象でカジュアルさを抑えてくれるという。
スラックス感覚で履けるので、フェミニンなブラウスやジャケットなど、キレイめアイテムと相性ばつぐんとのこと。
自分にぴったりのデニムが見つかったら、トップスは何を合わせればいいだろう。
そこで参考になるのが「大人のおしゃれ手帖」の中の「大人のシャツ&ブラウス着こなし帖」だ。
「今まで着ていたシャツが体になじまなくなってきた」など、体形やコーデの悩みを解決に導いてくれる。
今までのシャツが似合わなくなるのは、体重が同じでも若い頃とは体形が変わってきているから。そこで重要になるのが、素材やサイズ選びだという。
ポイントは3つ。
1. ほどよいハリのある生地
2. 気になる体のラインを拾わないシルエット
3. 前より後ろの裾が長いデザイン
デニムに合わせられる、新しいシャツを探している人はぜひ参考にしてみては。
普段着とはいえ、カジュアルになりすぎてしまう、今まで着ていたものが似合わなくなってきた......そんなふうに感じるときは、大人っぽい「デニム」の着こなしが強い味方になってくれるはず。
(文・犬飼あゆむ/ライター)
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