街を歩いていてすれ違う人に「オシャレだなあ」と視線が釘づけに。高価なブランドや、凝ったデザインの服を身につけているわけでもないのに、パッと目をひく。彼らのファッションにはどのような法則があるのだろうか。
2021年3月21日、『街で目がいく人のオシャレのひみつ――わたしを楽しむコーデブック――』(扶桑社)が発売された。著者は、街で見つけたオシャレさんのイラストがInstagramで話題の、イラストレーター・aya.mさんだ。
学生時代からファッション雑誌マニアで人間観察が好きだったaya.mさん。「あの人オシャレだなぁ~」と、街ですれちがった気になる人を記録しておくために描いていたイラストが評判となり、Instagramのフォロワーが23万人を超えたという。
本書では、aya.mさんがここ数年、街を歩き回った中で特に印象に残っているコーディネートが春夏秋冬にわけて1冊にまとめられている。さらに、Instagram未公開の書き下ろしイラストもたくさん掲載されているので、aya.mさんの投稿を普段から追っている方も楽しむことができる。
また、たくさんのオシャレな人を見続けてきたaya.mさんが発見したオシャレのルールも掲載されている。例えば、「色づかいの天才たち」「赤×デニムそれだけで」「雨でも輝くあの子」「ヘアは全体のまとめ役」......など、取り入れたくなるお役立ちテクニックも必見だ。
本書に掲載されているオシャレな人の例を紹介しよう。
SUMMER CITY
夏と聞いて真っ先に思い浮かぶのは"島旅"です。行った先の島で自転車を借りて一日中走り回って島をめぐる旅が私の夏の恒例行事なんです。海、花火大会、夏フェスと、夏は楽しいイベント、行事が目白押しですよね?しかも浴衣やフェスファッションとシーンに合わせたおしゃれを楽しめる季節でもあります。
サンダルやペディキュアと足先のおしゃれまで楽しめるのも夏ならでは。昨年は島旅ができなかったので今年こそは!!とひそかに願っています。
赤とデニム
私の中で絶対的信頼をおいているこの組み合わせ、大好きなんです。分量が少なくても抜群の存在感を放つ赤をデニムにちょこっと差すだけで、コーディネートが少し洗練された感じがしませんか?この安定感はやみつきです。
ヘアは全体のまとめ役
きちんとヘアを整えていると「おしゃれしている」オーラが3割くらい増します。ヘアまで気を配っている、その少しの"気持ちの差"で目がいく人といかない人の差が出てきます!
ストリートのメンズたち
メンズはより自分の世界観が強い印象があります。こんな部屋に住んでいそう、あんな趣味を持っていそうと、その人のライフスタイルまでも想像できてしまうくらいの世界観がおしゃれに出ている人に、目がいきがちなんです。
服選びだけでなく、着こなしやヘアアレンジまで、とにかく試してみたいテクニックがたくさん掲載されていて、発見がある。この1冊があれば、これまでの自分にはなかったコーディネートができそうだ。
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